社会のグローバル化にともない、英語学習をしっかりやっておけばよかったと感じている人も多いのではないでしょうか。英語を習得しておけば、海外旅行はもちろん、仕事でキャリアアップするためにも大きな強みとなるでしょう。学生のようにまとまった時間のない社会人は、どのように勉強するのがいいのでしょうか。そのポイントについてまとめてみました。

まずは、目標を決めよう!

社会人となり限られた時間の中で勉強する場合は、目標をしっかりと定めることがポイントです。

「英語ができたらいいな」という漠然とした考えではなく、ゴールを具体的に設定することでそれにむけた勉強法や習得までの目安をチェックすることができます。まずは目標の具体例をチェックして、自分が何を目指したいか考えてみましょう。

1.トラベル英語・観光案内にチャレンジしたい

「海外旅行で困らない程度の英語力を身につけたい」という人や、外国人観光客増加の背景もあって「外国人から道を聞かれたときに、案内したい」という人も多いのでは?

英語でのコミュニケーションを目標とするなら、難しい単語や文法を習得するよりも実践的な英会話に慣れることに重点をおきましょう。発音を聞き取るためのリスニングや、実際に話すスピーキングに力を入れたいところです。

2.海外ドラマを字幕なしで楽しむ

最近では「Netflix」や「Amazon プライムビデオ」などのサブスクリプションサービスが充実し、海外の映画やドラマを楽しむ機会が増えました。

海外の英語作品を字幕なしで観てみたいという人は、リスニングとともに、語彙(ごい)力を伸ばしたいところ。子ども向け番組や、音楽を多く取り入れたドラマで耳を慣れさせるのもいいですね。

3.TOEICを受験して、就職・転職の強みにしたい

TOEICは就職や転職時のスキルとしても評価されることが多く、年に数回開催されているので自分の英語レベルを定期的にチェックしたい人にぴったりです。

リスニングセッション495点、リーディングセッション495点の合計990点満点のマークシート式テストで、合否はなくスコアが通知されます。

出題文も英語なので、どれだけ模試を解いてTOEIC のテスト方式に慣れておくかが高スコアのカギとなるでしょう。まずは中級の語彙が必要とされる500点程度を目指すといいかもしれません。

4.英文の読み書きで、キャリアアップ

スキルとしての英語は、英会話やTOEICスコアが重視されがちですが、実務では英文の読み書きが重宝されることも多くあるでしょう。

定型文をベースにした発注や、簡単なメールのやりとりができれば仕事の幅が広がることも。仕事で活かす場合には、英文メールの書き方やマナー、英文の丁寧な言い回しを習得しておきたいものです。