日頃の睡眠不足を取り戻そうと、休日に寝溜めすることもありますよね。しっかり眠れてすっきりすると思いきや、起きるとかえって体が疲れていたことはありませんか?
今回は寝過ぎて疲れてしまう原因と疲れを溜めてしまうNGな睡眠パターンを説明します。
寝過ぎると疲れはとれない
平日と休日の睡眠時間が大幅にずれることによって、いわゆる「時差ボケ」状態になり疲れやすくなります。
・頭痛
・倦怠感が残る
・生活リズムが崩れる
さらに長時間寝ると体を動かす時間が減ってしまうので、太りやすくもなり注意が必要です。
長時間睡眠の疲れの原因は血流の悪さと自律神経の乱れ
長時間睡眠によって疲れてしまう原因は「血流の悪さ」と「自律神経の乱れ」にあります。
長時間同じ体勢でいるため血流が悪くなる
睡眠中に限らず、ずっと同じ体勢でいると疲れてしまいますよね。起きていれば少し歩いてみたりストレッチをしたりと、無意識で体を動かしているのではないでしょうか。
しかし睡眠中はほとんど体を動かすことはありません。同じ体勢でいるため血流が悪くなり、起きたときに疲労感を覚えてしまうことがあります。
自律神経が乱れる
通常、睡眠中は副交感神経が優位となり、起きているときは交感神経が優位になります。ところが、寝過ぎてしまうと普段交感神経が優位になっている時間に副交感神経が優位になってしまいます。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが原因で、頭痛や倦怠感という不調を引き起こしてしまうのです。
疲れを溜めてしまうNGな睡眠パターン
寝過ぎて疲れてしまいまた寝るという負のループに陥った日には、何もできず1日が終わっり虚しくさだけが残ります。
ここでは疲れを溜めてしまうNGな睡眠パターンを説明します。
平日と休日の睡眠時間が2時間以上異なる
休日に寝溜めし、平日と睡眠時間が2時間以上異なると体内時計がずれる原因となります。睡眠のリズムが崩れてしまうので、海外旅行に行ったときのような「時差ボケ」状態に陥り倦怠感やだるさを感じやすくなります。
睡眠直前までスマホやテレビを見る
消灯直前までスマホやテレビを見ていると睡眠の質が落ちてしまいます。
光には覚醒作用があるため、せっかく早めに布団に入っても寝付けず、結局眠れるまでに1時間以上かかってしまったということになりかねません。寝付きが悪いと、暇を持て余してスマホを触ってしまいさらに脳が起きて寝付けなくなる…という負のループを引き起こします。
睡眠前のスマホやテレビは絶対にNGです。