2021年の9月から電気料金の値上げが相次ぎ、家計を苦しめる原因となっています。これから寒い冬を迎えるにあたり、少しでも電気代を節約したいところです。そこでこの記事では、簡単にできる家の中の節電の方法を5つ紹介します。
エアコン暖房の設定温度を1度下げると月約250円節約
冬の暖房で多く電力を消費するのはエアコンです。エアコンの設定温度を1度下げると、ひと冬(169日)で約1,430円の節約になります。1日あたり約8.46円、1カ月なら約254円の節約です。
エアコンの暖房効率を上げるには、ドアや窓の開閉をできるだけ少なくしましょう。カーテンは厚手のものに替え、床まで届いて隙間のできないものが効果的です。また、扇風機を使用して暖かい空気を循環させるとよいでしょう。
テレビの明るさを最適にすると約70円節約
液晶テレビの電気代節約のポイントは、画面の明るさの設定です。液晶テレビ(32V型)の画面の明るさを最大から中間にした場合、年間約840円、月あたり約70円の節約となります。
また、テレビはつけっぱなしにせず、見ないときには消しましょう。1日1時間テレビ(32V型)を見る時間を減らすと、年間約520円、1カ月なら約43円の節約になります。
炊飯器の保温をやめると約107円節約
製品によって違いはありますが、だいたい炊飯器で約10時間保温をすると、炊飯1回分とほぼ同程度の電力を消費します。なお、保温1時間あたりの消費電力は16.5Whです。1日8時間の保温をやめた場合、1カ月で約107円の節約になります。
朝に1日分を一度に炊いて保温しておくより、昼食分や夕食分を冷蔵庫に保存し、食べるときに電子レンジで温め直したほうが電気代の節約になります。