アラフォー世代の美容では、トレンドだけでなく、“いかに自分を魅力的に見せるか”を意識したコスメ使いで、「楽しく」「美しく」をモットーにしてみませんか。時短美容家の並木まきが、「大人世代がやめたいコスメ使い」をお話しします。今回は、大人世代の悩みのタネ、秋冬のかさかさボティのケアについて。
■秋のカサつくアラフォーボディには「オイル」や「クリーム」って思い込んでない?
体調や気候によって不安定になりやすいアラフォーのボディは、秋になると入浴後の“カサつき”を覚えやすいもの。乾燥したボディには「オイル」や「クリーム」で保湿をするお手入れが定番ではあるものの、全身のお手入れは意外と手間がかかるために「なかなか続かない」「やってはいるけれど、実は面倒くさい」なんて意見も少なくありません。
不便や負担を感じていないなら「オイル」や「クリーム」による保湿ケアが確実ではありますが、多忙を極めるアラフォー世代だけに、少しでも「面倒……」「ベタつきのほうが気になってしまう」などの本音があるならば、ぜひアイテム選びを見直してみて。
「すべすべしっとり」を諦めず、デイリーのボディケアをもっと手軽にできるかもしれません。
■時短ケアへの近道は「ボディソープの見直し」
入浴後のボディにカサつきを感じたら、まず見直すべきは「ボディソープ」! 最近は、ボディソープそのものの“保湿力”に注目している製品が増えています。
「これが合う」と使い続けているボディソープでも、気候や体調によっては相性が悪くなっていることもあります。もしもこれまで使ってきたボディソープで少しでも乾燥を感じるならば、“洗う段階”から保湿の視点を取り入れると、入浴後に特別なことをしなくてもかさかさボディを卒業できるかもしれません。
保湿成分の種類も製品によってさまざまなので、そのときの肌の状態や気分に応じてセレクトできます。(いろいろ試してみると、どの製品が自分と相性がいいのかが見えてきます)
またデパコスに頼らなくても、ECサイトやドラッグストアで手に入るプチプラのボディソープに優秀な製品も増えてきています。
■アラフォーにイチオシ! 美容家が“保湿”視点で選ぶハイコスパなボディソープ2選
続いては、私が実際に使って「アラフォーボディに太鼓判でおすすめできる!」と感じたボディソープを紹介しますね。
1.オイルインでリッチに保湿! ラグジュアリーな洗い上がりで時短ボディケア
オイルインの保湿系ボディソープ。まさに「保湿」を重視した製品で、身体を洗うときからオイルによるお手入れができるので、時短の保湿ケアが叶います。洗浄成分は植物系で、マイルドな洗い心地です。角質除去をサポートする成分やツヤ肌へと導く成分も配合されているので、こちらひとつで洗うだけの“時短ボディケア”に。
コストパフォーマンス面でも優秀ながら、濃密な泡とリッチな甘い香りも◎。さまざまな経験を重ねた本物志向の女性にも自信をもっておすすめできます。
2.シカ、オートミールエキス配合。天然由来成分でしっとりボディを実感
プチプライスながら、ヴィーガン処方の本格ボディソープ。植物由来のセラミド(グルコシルセラミド、パイナップル果実エキス)を配合していて、90%以上が天然由来成分ですので、不安定になりやすいアラフォーボディにも使いやすいと思います。
「HEALTHY(ヘルシー)マイルドモイスチャー」(画像左)には、スキンケアマニアの間でも人気の「シカ(ツボクサエキス)」、「RELAX(リラックス)リッチモイスチャー」(画像右)には、保湿成分として最近注目を集めている「オートミール(オートミールエキス)」を配合していて、プチプラとは思えない本格ボディソープです。
入浴後に特別な保湿ケアをしなくても、どちらもしっとりとしたボディを実感しましたが、「もうちょっとだけ保湿力がほしい」という人には、オイルやクリームに比べて軽い使い心地の「ボディミルク」も同シリーズから発売されています。
■保湿ボディソープで気軽な時短ケアを
オイルやクリームを使うお手入れもすてきだけれど、多忙なときほど「やりたくても時間がない!」ともなりますよね。また、オイルやクリームだと「ベタつきのデメリットのほうが大きい」と感じている人も、ボディソープの見直しがおすすめです。
時短ケアを気軽に取り入れられるので、よろしければぜひお試しを。
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