INTJの性格を分析しよう

性格分析を行う場合、マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標という、4カテゴリー16種類の性格特性に分類する診断テストが人気です。なかでも、建築家型は内向型(I)、直観型(N)、思考型(T)、判断型(J)の組み合わせで、ちょっと奇特な存在と言われているようです。

ここではINTJの基本的性格や適職、恋愛観など独特な行動についてまとめます。自分の内面を分析したい、自分の生きづらさを理解したいという人は必見です。

INTJ型の基本的性格

希少なタイプの一つ「INTJ」の性格って?知識欲が強いあの人の思考を覗いてみよう
(画像=unsplash.com Folkより引用)

INTJ型の人の行動を分析すると、自分の内側にエネルギーを向け、目で見たものだけを信じ、ロジカルに頼るタイプです。建築家という副題がついていますが、「プランニングが上手な性格」と受け止めるとしっくりくるでしょう。

これにプラスし、自分で熟考したうえで判断を下していくため、「度を越えた真面目人間」などと揶揄されることもあるようです。INTJ型の人の基本的性格を見ていきましょう。

基本的にはぐれ者の一匹狼

INTJ型の性格を分析すると、基本的に一人でいることを好みます。集団でいることに苦痛を感じる人も多く、一人でコツコツと何かに打ち込むことを好む性格です。頑固職人のように、他人の介入はことごとく嫌います。

そのため「とっつきにくい人」と言われることもありますが、INTJ型の人にとっては最高の誉め言葉です。自分自身でも自分の内面を分析しており、「人とはちょっと違う感覚の持ち主」であることを自覚しています。

自信に満ち溢れる自信家

自分が実際に目にしたもの、知識として吸収したもの、事実に基づいた物事だけを信じるINTJ型の性格を分析すると、なぜかいつでも自信に満ち溢れています。第三者かから見ると、過信しているようにも見えることも。

しかしINTJの人は、自らしっかりと分析し導いた答えを持っているから、自信につながっていることがわかります。独自の理論で筋道を立ててきちんと説明できる力も持っています。ただし、この自信があだとなりやすい傾向があります。

どんどんのめりこむ職人気質

「自分が携わっているものすべて、知らないことはない!」と豪語するほどのINTJ型の性格。一つでも知らない物事があると、意地になってどんどん学びを深めていく傾向があります。

この行動は「オタク気質」を超え、もはや「マッド(MAD)」と言われることも。もともとINTJの人は知性にあふれているので、学びや分析の仕方が独特です。自分が持つ可能性を信じて行動を起こすところも、このあたりの性格が反映されています。

自分の理論で倫理に逆らう

例えば、不倫など倫理に反している、矛盾していると常識的な人が指摘する行為があります。INTJ型の人は、物事を正当化させてしまうほど論破する力を持っています。

自分の分析で「正しい」と思ったことは、周囲が倫理観に当てはめてNGを出しても、正しいと押し通します。また、相手の感情・情緒を感じ取る力は低いため、忖度することはないでしょう。こういったことから、INTJの性格は冷徹で傲慢と評価されることもあるようです。