美しいくびれは女性だけでなく男性から見ても魅力的なパーツのひとつです。頑張って理想のくびれを手に入れたいけど、ウエストは何センチにすればいいの?と疑問に思う方も多いはず。そこで今回は、それぞれの体型にあった「美くびれ」のサイズと、その作り方をご紹介します。
ウエストのくびれは女性の象徴
ウエストがくびれるとボディにメリハリができて全体的に細く見えたり、バストアップして見えたりと嬉しいポイントがいっぱいです。でも実際は、「痩せているのにくびれがない」「筋トレしているのにくびれない」など、なかなか理想のウエストに手が届かないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな多くの女性たちが目指す、くびれ作りについてご紹介していきます。
理想のウエストのくれびは何センチ?「WHR0.7」が最も魅力的!?
美しいくびれを持つモデルたちのプロフィールでは、ウエストは55~60センチと記載されている方が多いですよね。ただし、実際よりも細めに記載されていることもあり、あまり鵜呑みにして目指すべき数字ではないかもしれません。
それでは、実際は何センチのウエストが理想的なのでしょうか。
「WHR」をご存知ですか?WHRとはウエストとヒップの比率のことです。どの国においても男性は、WHRが0.7の女性を最も魅力的だと感じる傾向があるそうです。
WHRが0.7とはつまり、 ウエストとヒップの比率が7:10 ということです。これは「細身な女性が好きな男性」も、「ぽっちゃり女性が好きな男性」でも共通で、「どれだけくびれがあるか」が重要とのこと。 身長や体重に関わらず女性の体が最も美しく見える黄金比率 なのです。
ご自身のヒップのサイズからWHR0.7のウエストを計算する方法は以下のとおりです。
WHR0.7のウエスト = ヒップ × 0.7
例えば、ヒップ88センチの女性の場合(88cm × 0.7 = 61.6)、WHR0.7の理想的なウエストは61.6センチとなります。
くびれは骨格によってできない!?
肋骨と骨盤との距離が近い人はくびれが出来にくいといわれています。ウエストに手を置いて、肋骨と骨盤との間に指が4本以上入ればくびれが出来やすく、 1~3本しか入らなければくびれが出来にくい骨格 といわれています。
この距離は生まれつきの骨格だけでなく、日常の何気ない動作からも影響を受けるようです。猫背の人や長時間同じ姿勢を続けることが多い人、 運動不足な人はお腹周りの筋力が衰えて、肋骨と骨盤の距離が近づいて しまいます。
くびれが出来にくい体型の方は、まず肋骨と骨盤の距離を広げるエクササイズをオススメします。
- 足をこぶし1つ分開けて、まっすぐ立ちます。
- 両手をまっすぐ上に上げます。手のひらを内側に向けて指先までまっすぐ伸ばします。
- 手をさらに上に引き上げ、左手もさらに上に引き上げます。交互に2回ずつ上へ上へと腕を伸ばしていきます。
- 両腕が一番高くなったところで両手を合わせ、大きく息を吸います。
- ゆっくり息を吐きながら左右どちらか一方に上体を傾けます。息を吐ききったら上体をまっすぐ戻して、大きく息を吸います。またゆっくり息を吐きながら反対側に上体を傾けます。
- これを5回繰り返します。
無理に深く傾ける必要はありません。体の側面がしっかり伸びていることを感じながら行なってください。朝起きた時と、お風呂上がりの1日2回行いましょう。
美くびれを作れるエクササイズ
ウエストにくびれを作るためには、脇腹の筋肉を鍛えることが大切です。脇腹のインナーマッスルを効果的にトレーニングできるエクササイズをご紹介します。
サイドレッグレイズ
- 体の左側面を下にして横になり、左ひじを床につきます。右手の平は体の前で床につけます。
- 左膝を曲げて、右脚は伸ばします。
- この体勢のままゆっくりと右脚を上げます。体が前後に揺れないように気をつけましょう。
- ゆっくりと右脚を降ろします。脚は床につけないようにキープします。
- これを20回繰り返します。
息を吐きながら脚を上げ、息を吸いながら脚を降ろします。脚を上げた時に脇腹の筋肉が刺激されているのを意識しながら行いましょう。20回1セットを左右交互に2回ずつ行ないます。余裕のある方はセット数を増やしてみましょう。
くびれを作るためには筋トレでウエストを引き締めるのと同時に余分な脂肪を落とす&つけないことが必要不可欠です。バランスの良い食事と適度な有酸素運動でお腹周りに余分な脂肪がつかないように気をつけましょう。