皆さん、ホームセンターの「カインズ」に、カフェがあるってご存知ですか?
カインズに併設されているカフェ、その名も「カフェブリッコ(CAFE BRICCO)」。実はカインズヘビーユーザーの筆者がよく訪れる店舗にもあったのですが、いつも脇目も振らず売り場へと一直線なので、その存在を知りませんでした。
混み合う売り場と少し離れたところにある傾向なのか、「言われるまで存在に気付かなかった!」という声が続々。
先日初めてそのカフェを利用したところ……なぜもっと早く来なかったんだろう! と悔やむほどの衝撃を受けました(以下、価格はすべて税込です)。
◆超お得なモーニングセットは13時まで
「カフェブリッコ」はマフィンとドリンクを提供する、カインズ併設のカフェ。ホームセンターのカフェというと“とりあえず座って一息つくことのできる簡易スペース”的な勝手なイメージを持っていましたが、このカフェは手軽に本物の味を楽しめるように原料やレシピ、作業工程にこだわったメニューの開発をしているということで驚くほど本格的。
おすすめは『グッドモーニングセット』。コーヒー+180円までの好きなマフィンで250円のAセットと、レギュラーサイズのレモネード・抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ+180円までの好きなマフィンで399円のBセットがあります。レギュラーサイズの抹茶ラテやほうじ茶ラテは単品で購入すると350円なので、セットの方が断然お得! モーニングセットというネーミングですが13時までやっています。
◆倒れそうになるほどいい香りのマフィン…
マフィンは店内で全て焼き上げているということで、さっそくレジに並ぶともう倒れそうになるほど(朝ご飯食べずに来た)のいい香りが…。筆者が訪れた店舗ではその日12種類のマフィンが用意されていました。種類がバラエティ豊か&どれも本当に美味しそうで選ぶのが難しい…。
モーニングセットの他に、手土産にもぴったりなマフィンのセットメニューもありました。合計金額から30円引きの『お好きな3個セット』、プレーン3個と好きなマフィン3個の詰め合わせの『バラエティセット』680円、プレーン2個と好きなマフィン7個の『9個セット』1,000円、そして12種類各1個をオリジナルBOXに詰めた『12個セット』1,580円がありました。
◆マフィンは甘さの加減がちょうど良く絶品!
悩みつつも、店内ではオーソドックスなチョコバナナマフィンとほうじ茶ラテのBセット(399円)をセレクト。気になる味がありすぎたため、それ以外にもお持ち帰りでマフィン3個セットを注文しました。
チョコバナナはチョコチップとスライスバナナがトッピングされていて、さらに生地もプレーンではなくチョコ生地となっています。筆者は甘いものがそこまで得意ではないのですが、このマフィンは甘さの加減がちょうど良く絶品! お世辞抜きでかなりの衝撃を受けました。生地が変に甘くないのでバナナ本来の甘さが引き立って本当に美味しい…。
◆あまりの美味しさに1人早食い選手権を開催
少しずつ味わって優雅なモーニングを楽しむ予定が、あまりの美味しさに1人早食い選手権を開催してしまいました。
厳選茶葉を使用したというほうじ茶ラテの方も甘さ控えめでごくごくと飲めてしまいます。マフィンとラテの相性抜群。
店内の看板に出ていた手仕込みレモネードも気になり…次に来た時にはドリンクをレモネードにしよう、と心に決めました。
◆全味制覇したくなるほど、どれをとっても美味!
持ち帰り用として選んだマフィンは、アスパラベーコン・オレンジ&ヨーグルト・アップルカスタードの3種。見た目も可愛く、来客時や手土産にも重宝しそうです。
アスパラベーコンは糖質低減マフィンで、生地の糖質を同社従来品よりなんと50%もカットしているのだとか。
アスパラとベーコンの塩味が程よく効いていて、これまた口へと運ぶ手が止まらなくなります。大きなベーコン入りで食べ応えがあるものの、糖質が低いので罪悪感なく食べられて嬉しい。糖質低減マフィンは他にプレーンとおぐらバターもありました。(※マフィンのラインナップは隔月で変わるそうです)
オレンジ&ヨーグルトは中にさっぱりとしたヨーグルトクリームが、アップルカスタードにはカスタードが入っていて、具材が乗っている上の部分だけでなくどこを食べても美味しくて飽きることがありません。
◆とにかく予想外の本格カフェだった
マフィンもドリンクも本格的すぎる「カフェブリッコ」。繰り返しになりますが他の味も気になりすぎて、すぐにでもまた足を運びたくなってしまっている自分がいます。
全てのカインズに併設されているわけではないので、近所のカインズに入っていたらラッキー。みなさんもカインズを訪れた時に「カフェブリッコ」を見つけたら、絶品マフィンをぜひ堪能してみてください。
<写真・文/鈴木美奈子>
【鈴木美奈子】
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。