毎日のように報道される芸能人の不倫問題。知名度やイメージ戦略をとても大事にする人気商売だからこそ、不倫という情報にスポットライトが当てられては批判されるものの、何も不倫はテレビ業界にだけ盛んなわけではない。不倫にハマる女子は多かれ少なかれ、どこにでもいる。そんな彼女たちが後に後悔すべきものを知っておこう。
2番目は、全部知ってる
不倫を経験したことのある女性は、正直言って多いだろう。
不倫ののちに、実際に結婚したというカップルを見たことがある。これから別れる、と言っているカップルもいる。「前は既婚者にハマったこともあった」「知らなかったけれど、実際には結婚していることがわかった」「私、不倫してるの」ここまでのセリフは全て私の女友達から発せられた言葉だ。
そんな不倫経験者の彼女たちは言う。大事にしてもらえるからいいかな、と。
彼女たちの話を聞いて共通していたのは、みんな不倫の渦中に居る時は、とんでもないスリルと愛情を全身で実感できていたというところだ。不倫に陥るまでのきっかけまでは聞いていない。けれど、人に話すときの女というのはある程度自分の中で腹をくくっているものだ。思いだして干渉に浸ることもあれば、単純に楽しんでいる場合もある。だけど、結果的に彼女たちは何かを失っているのだ。
お金と時間を失ったハルカ
スレンダーで、日本人らしい色気を醸し出す、元モデルのハルカもそうだった。彼女は27歳の時に、絶対に嫌だと言っていた不倫という誘惑に飲まれてしまった。おそらく、金銭のやりとりもあったのだろう。その不倫は、「恋愛」というよりはもしかしたらただの「パパ」だったのかもしれない。それでも、彼女は27歳から32歳という女性にとって貴重な5年という期間を不倫という関係に費やしたのだ。相手に対して好意がなかったわけではないだろう、と予測している。
彼女が不倫から抜けられるきっかけは、予想もできないほど急にやってきた。彼女と彼が、いつも通りホテルから出てくるところを、写真に撮られたことがきっかけだった。恐らく彼の妻が探偵を雇ったのだと思う。家に突然、弁護士からの通達と写真が送られてきて、彼女は5年間という時間とともに、莫大なお金を失ったのだ。
お金持ちであった彼も、不倫がバレた事実をきっかけに態度を変えたという。彼に相談をするつもりが「ごめん、終わりにしよう」とバッサリと別れを通告されてしまった。
経験を得て、婚期を失ったマナミ
「本気で彼のことが好きだったし、後悔はしてるけど嫌いになれない」。そう言って笑ったのは、25歳にして不倫相手と初めて男女の関係を持ったマナミだ。落ち着きもあり、大人びて見える彼女は、異性からは話しかけづらさを与えてしまうような、いわゆるクールタイプだった。あの切れ長な目にキッと睨まれたら、男性はびっくりするだろう。強気に見えるのに対して、男性経験がないことに悩みを感じていたマナミにとって、その初めてを経験させたのが、既婚者の彼だったのだ。
最初は結婚していることを知らなかった。男性経験のないマナミが、余裕のある彼にどんどんハマる姿は、正直隣で見ていても引くくらいだった。彼女は今何歳になるのだろう。彼女の初恋ともいえるその彼は、最初でこそマナミに興味はあったものの、徐々に窮屈さを感じるようになり距離を取り始めた。自分から結婚しているという事実も打ち明けたのだ。もしかしたら、次に不倫相手となるお相手ができたのかもしれない。けれどその行為はマナミを余計に盛り上げた。まるで月9に出てくる悲しい恋愛ドラマのヒロインかのように、追いかける楽しさにもハマってしまったのだ。子どもは難しい年齢になってしまったかもしれない。婚期と呼ばれている時期もきっと、過ぎたことだろう。だけど、パートナーと呼べるような異性に、彼女が出会えることを祈っている。