欧米諸国ほどではないですが、最近は日本でも増加傾向にある事実婚。

 法律婚と違って配偶者控除などの恩恵は得られませんが、苗字は変わらないので面倒な手続きも不要。また、仮に別れたとしても離婚と違って戸籍にバツもつかないという利点もあります。

浮気女性のヒドい言い分「同棲だから不倫じゃない!」事実婚をまわりに宣言してたのに
(画像=写真はイメージです(以下同じ)、『女子SPA!』より引用)

浮気がバレた瞬間「事実婚でなくただの同棲」と主張

「高校時代からの友人N子も事実婚を選んだんです。彼女はキャリア志向が強く、勤め先は急成長を遂げた有名ベンチャー企業。パートナーの方と暮らし始めた31歳のときにはマネージャーになっていました。

昔から『結婚に縛られるのは嫌。そのせいでキャリアを捨てる気はないし、苗字も変えたくない』と語っており、相手の方が彼女の希望をすべて受け入れたと後から聞きました」

 そう話すのは、事実婚経験のある友人を持つ安永美沙子さん(仮名・38歳)。でも、その友人女性は4年前に事実婚を解消してしまったといいます。

「彼女が不倫していたからです。法的な婚姻関係にあればパートナーの男性は慰謝料を請求できる立場にありましたが、事実婚だったことで状況をややこしくしてしまいました。

しかも、事もあろうにあの子は事実婚を否定し、ただの同棲だと主張したんです」

浮気女性のヒドい言い分「同棲だから不倫じゃない!」事実婚をまわりに宣言してたのに
(画像=『女子SPA!』より引用)

もちろん、周りの友人たちは事実婚であったことを本人から直接聞いていたそうで、彼女がウソを言っているのは明らか。しかし、そのことを完全になかったことにして一方的に別れようとしたそうです。

「N子夫妻とは彼女が付き合い始めたころからよくダブルデートしていて、泊りがけの旅行に行ったこともありました。ウチの旦那と彼氏さんもすっかり意気投合して、2人だけで飲みに出かけるなどすっかり友達になっていました。

 だから、事実婚宣言して一緒に暮らし始めたとき、親しい友人が集まって内輪のお祝いパーティを開いてあげたんです」