昨今はメイク雑誌などでも「小顔」が美人の絶対条件とされていますが、中には、エラ張りのベース顔に悩んでいる方もいます。また、顔の余白が大きいから隠すのに苦労する、と悩む方もいます。今回は、頬骨やエラにシェーディングやチークを施すことで、小顔になるメイク方法をご紹介します。
エラ張りを隠す小顔メイク【眉毛】
エラ張りを隠す小顔メイク【眉毛】①平行眉が基本
エラ張りを隠したいのだから、眉はそれほど関係ない、なんて思っていませんか?もし、エラ張りと眉毛がまったく関係ないと思っているのなら、それは大きな間違いです。
エラ張りを隠す小顔メイクには、眉毛をどんな形に整えるのかが重要になります。エラが横に張っているなら、眉毛は太めに、しかし、強くなりすぎない平行眉を意識しましょう。眉毛に存在感を持たせることで、エラ張りを隠す効果があります。
エラ張りを隠す小顔メイク【眉毛】②余白を意識する
上項でも少し触れましたが、エラ張りを隠す小顔メイクには、平行眉が基本です。眉尻を上げた、ハリウッド女優のようなしっかりとした眉は、顔の凹凸がしっかりした欧米人になら似合いますが、比較的凹凸が少ない日本人の顔では、ただ余白を広げてしまうだけになります。
そのため、エラ張りを隠す眉毛メイクには、眉毛を平行にしてなるべく余白を少なくすることが大切です。眉毛を変えるだけで、顔の印象は変わります。こちらに、平行眉を上手に作る方法が記載されています。参考になりますので、よろしければご覧ください。
エラ張りを隠す小顔メイク【眉毛】③明るめ眉で軽く
エラ張りを隠す時には、眉が大切であることはここまでご紹介してきました。そこで、眉の形や位置が決まったら、次は眉のカラーにこだわってみましょう。眉のカラーを明るくすることで、顔全体の印象が明るくなり、眉の重さがなくなります。そのため、眉が悪目立ちしません。
眉を明るく、軽くすることで、女性らしい柔らかさが演出できます。エラ張りやベース顔の気になる方の場合、骨格がしっかりしている事も多いので、柔らかさの出るメイクはマストですよ。
エラ張りを隠す小顔メイク【チーク】
エラ張りを隠す小顔メイク【チーク】①頬骨を意識する
エラを隠したい時には、チークを入れる位置を頬骨より少し高めに入れる事で、エラ張りを自然に隠すことができます。チークを頬骨から、目の下までふんわりと入れる事で、顔の余白を減らし、小顔効果も期待できます。
チークと一口に言っても、パウダー、クリーム、リキッドなど、様々な種類が出ていて迷ってしまいますね。よろしければご一読ください。
エラ張りを隠す小顔メイク【チーク】②目立たせたい場所に入れる
チークは、基本的に「目立たせたい場所」に入れて下さい。エラ張りを自然に隠すなら、頬骨から目の下まで、ふんわりと丸くチークを塗ってみると、顔の余白がなくなり、エラ張りが目立たなくなります。
ですが、チークは使い方を間違えてしまうと、厚化粧に見えてしまったり、小顔に見せるつもりが、逆に顔の余白を広く見せてしまうことになってしまいますので、注意が必要となります。
チークは、入れる事で顔に立体感を出してくれる、エラ張りを隠すにはなくてはならないアイテムです。また、自分の顔色に合ったチークをサッとひと塗りするだけで、肌に透明感が生まれます。少し前には「カラーレスメイク」が流行ったりもしましたが、やはりチークをメイクに取り入れることのメリットは多くあります。
エラ張りを隠す小顔メイク【チーク】③ヌーディーカラーで色っぽく
エラ張りが気になる、ベース顔を隠したいというのなら、メイクにはヌーディーカラーのチークを取り入れてみましょう。ヌーディーカラーのチークは、ピンクやオレンジの暖色よりも目立たず、しかし顔の凹凸をはっきりと見せてくれる効果が高いのが特徴です。
そのため、顔の余白を目立たせず、エラ張りやベース顔を隠すにはぴったりです。また、日本人の肌色に馴染みやすいヌーディーカラーのチークは、とても使いやすいので、試しに一つ持っておくだけでも損はありません。
エラ張りを隠す小顔メイク【シェーディング】
エラ張りを隠す小顔メイク【シェーディング】①削る場所に入れる
シェーディングをメイクに取り入れることで、エラ張りは劇的に目立たなくなります。とはいえ、シェーディングをどのように使えば良いのかわからない、という方もいるでしょう。そのような方は、正面から見た自分の顔の、どの部分がいらないと感じるか考えてみて下さい。
例えば、エラ、顎先、おでこの生え際にシェーディングを入れると、小顔効果になります。また、小鼻から眉頭までにシェーディングを入れれば、鼻筋がスッと通って見えます。このように、いらないと感じた部分に施すことで、理想の骨格に近づけてくれるのが、シェーディングの効果です。
エラ張りを隠す小顔メイク【シェーディング】②目立たせすぎない
シェーディングをメイクに取り入れてみると、顔が劇的に変わりますので、思わずシェーディングを入れすぎてしまいます。しかし、あまりにシェーディングを入れてしまうと、変なメイクになってしまいます。そのため、シェーディングを入れる時には、入れたか入れないかという位薄く入れて下さい。
バブル時期には、シェーディングをしっかりと入れて、骨格を目立たせたメイクも流行っていたようです。今では見ることのなくなったファッションなど、知ることができます。
エラ張りを隠す小顔メイク【シェーディング】③テクスチャーが重要
一口でシェーディングと言っても、実は様々な種類のテクスチャーがあります。ふんわりと色が付くパウダータイプ、ぴったりと肌に密着するスティックタイプ、高発色が魅力のリキッドタイプなどがあり、自分の肌色、使いやすさで選ぶのが良いでしょう。
シェーディング初心者の方には、使いやすいパウダータイプをおススメします。パウダータイプの場合には、筆でふんわりと肌にのせてから、スポンジでポンポンと馴染ませて下さい。慣れれば、自然にコンプレックスを隠せるようになりますよ。