フリマアプリ「メルカリ」のサービスを運営していることで有名な株式会社メルカリ。平均勤続年数1.5年、平均年齢31.9歳の若い企業ですが、平均給与は高めでこれからも伸びる可能性を秘めた企業です。今回は、そんなメルカリの平均年収と最近の状況について解説します。
有価証券報告書とは?
日本証券業協会によると有価証券報告書とは「会社の概況から事業や設備の状況、財務状況まで多岐にわたる情報が盛り込まれている報告書のこと」とあります。子会社を保有している企業の場合、連結決算と単体決算に分けて利益などが表示されています。単体はその企業のみの損失や利益などの数字、連結は子会社や関連会社も含めた数字です。
子会社の経営状況は少なからず親会社に影響するため、現在は日本を含め世界的に連結決算の数字が重要視されています。有価証券報告は、その企業に関する会計面・将来展望など、ありとあらゆる情報が網羅された資料です。就職や転職時に応募企業を検討する際は、必ず目を通してその企業が今どのような状況にあり、将来性はあるのか、自分のやりたい仕事ができそうかなどを確認しましょう。
株式会社メルカリの平均年間給与は712万円
株式会社メルカリの平均年間給与は712万1,000円です。また、平均勤続年数は1.5年、平均年齢31.9歳と、かなり若い会社であることが分かるでしょう。(2019年6月30日現在における提出会社単体の数字)売上高を子会社も含めた連結ベースで見てみると、2016年6月期は約122億5,600万円でしたが、2019年6月期は約516億8,300万円と急成長しています。
こうしてみると非常に順調な売り上げ推移となっている株式会社メルカリですが、2016年6月期~2019年6月にかけて最終利益が連続赤字かつ赤字の数値が増加していることも大きな特徴です。赤字の原因はどこにあるのでしょうか。