妊娠5週目とはどんな期間になるのでしょうか?妊娠5週目の腹痛は?出血は?つわりは?色んな心配事が増えてくるかと思います。妊娠5週目とはこんな期間です、というのを症状も含め様々な観点から解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
【妊娠5週目の症状】はじめに
初めて妊娠をした方、もしくはこれから妊娠をしたいといった方は、妊娠5週目と聞いたら、まだまだ妊娠して始めの頃と思うかと思います。
ある程度知識のある方なら、妊娠5週目が妊娠何ヶ月目なのかというのもご存知かもしれませんが、知識が無い方にとっては、初めて知ることばかりです。
妊娠5週目ははっきり言って、妊娠初期の期間です。
人によってはまだ妊娠していると気付かない人もいます。妊娠したかも?と思い始めるのも妊娠5週目だったりします。
この妊娠5週目の症状や赤ちゃんの様子や、その他つわりの症状や腹痛、出血など気になる事を紹介していきたいと思います。
いつからを妊娠とカウントするのか?
妊娠と聞いたら、お腹の中に赤ちゃんの命が宿っているというイメージがありますよね。
確かにその通りなんですが、妊娠の期間のいつからがスタートかをまず紹介したいと思います。
妊娠といえば、何ヶ月目・何週目といった言い方が一般的です。
では妊娠スタートのことをどのように言うかというと、「妊娠0週0日」と言います。
これは、最後の生理が始まった日のことを指します。
ちょっと待って!?
って、思う方もいらっしゃると思いますよね。
だって、最終生理が始まった日はまだ妊娠していませんし、これから妊娠するというのも分かっていません。
…そうなんです。
事後報告みたいですが、妊娠したと分かった時点で、最終生理の始まった日が「妊娠0週0日目」と名付けられるのです。
基礎体温を測ったり、不妊治療をしている方であれば、いつ頃に受精してというのが何となく分かりますが、そうでない方は、実際に受精した日がいつなのかは不明だったりもします。
ですので、妊娠の始まりをこのように最終生理が始まった日をスタートとしています。
妊娠5週目は妊娠2ヶ月目
妊娠のスタートを0週0日目と言い、4週分が1ヶ月と考えられます。
ですので、0週目、1週目、2週目、3週目までが妊娠1ヶ月目です。
4週目からは妊娠2ヶ月目となります。
ですので、病院にて妊娠しているかどうかを調べてもらったときに、「妊娠2ヶ月目」と言われ、もうそんなに経っていたのかとびっくりする場合があります。
ちなみに妊娠1ヶ月目は、胎嚢もまだ確認ができない状態です。
また、化学流産といって、受精はしたけれども着床が上手くいかなかったという流産をする場合もあり、出血や腹痛を伴うことが殆どありません。
生理が少し遅れたというぐらいに思ったりする場合もあります。ですので、正式には流産とは言い切れないところもあります。
妊娠5週目の赤ちゃんの様子
妊娠5週目の赤ちゃんの様子は、まだ2㎜~5㎜くらいしかありません。
エコーでは、胎嚢(たいのう)といって、赤ちゃんを包んでいる袋が確認できるかできないかの状態でもあります。
また、胎嚢が確認できたとしてもその大きさは約1㎝くらいです。
妊娠5週目、この時期に臓器の元となる器官が作られています。
胎嚢の中で何㎜といった小さな命でも、毎日せっせと急成長しているのです。
胎嚢は確認できても、まだ赤ちゃんの姿は確認ができません。
小さすぎるからです。
また、妊娠5週目はまだ流産の可能性も高い時期です。
急な腹痛から出血を起こし、流産をしてしまうという場合もあります。
妊娠に気付いていない人も、急な腹痛や出血があったら、何かおかしいと思うことがあるかもしれません。
また、胎嚢が確認できただけでは妊娠確定とは言えません。
胎嚢が確認でき、赤ちゃんの心拍も確認できてから、妊娠確定と言われます。
なので、妊娠したかも?から妊娠検査薬で陽性反応が出ても、病院で胎嚢が確認できたとしても、再度病院へ来てくださいといった流れになります。