『common』より引用
(画像=『common』より引用)

「もずく」という存在を知っていても、食わず嫌いやそもそも興味を持っていなかった人にとって、「もずく」はとっつきにくい食材です。しかしもずくにダイエット効果があり、短期間で結果を出せる食材だと聞くと、試しに食べてみようかと思うのではないでしょうか。今回はブログや口コミで話題になっているもずくダイエットのやり方とレシピをご紹介します。

もずくとは

そもそも、もずくという食材をあまり知らないし食べない人もいますよね。もずくとは海藻の一種で沖縄県や山陰地方の沿岸、能登半島などでとられています。もずくにはフコダインという水溶性食物繊維が豊富に含まれているのが特徴です。フコダインはもずくに含まれるネバネバのこと、粘性と保湿性の働きで糖質の吸収を緩やかにします。また、食物繊維はダイエットの強い味方、腸内環境を整えます。

ブログや口コミで広まったもずくダイエットとは

インスタグラムなどで世界的に影響力がある渡辺直美さんがもずくダイエットをしていることで話題になりましたが、多くの芸能人がもずくを活用して体型をキープしています。

もずくのカロリー

もずく100gあたりたった4キロカロリーです。スーパーで販売されているもずく酢1パック(70g)約24キロカロリー、副菜なので一度にたくさん食べる人は少ないので1食あたりとても低カロリーです。食べ慣れているわかめで代用できないかと考える人もいるかもしれませんが、もずくに含まれるフコダインの量はわかめの5倍以上と聞くと迷わずもずくを選択しますよね。

もずくダイエットの効果的なやり方

もずくダイエットのやり方はとても簡単、食前にもずくを20グラム食べるだけです。食物繊維が豊富なもずくをはじめに食べることで血糖値の上昇を緩やかにする効果と、お腹を満たす効果があります。3食のうちどのタイミングで食べても構いませんが、いちばん効果を得やすいのは夜、夕飯前に食べて夕食の総カロリーを減らしましょう。SNSなどでは1日2食もずくを取り入れている人もいますが、飽きてしまってはダイエットが辛くなるので無理に食べる必要はありません。

もずくダイエットの注意点

ダイエットに効果的なもずくですが、注意点を押さえておかないと期待通りの効果を得られません。

■飲まない

もずくは喉ごしが良いので飲んでしまいそうになりますが、一気に食べてしまうと満腹中枢を刺激することができません。ここは我慢、もずくのみでは飲んでしまうので野菜や豆腐など他の食材と一緒にゆっくりと噛んで唾液を分泌させ消化器官に食べているということを認識させましょう。

■食べ過ぎない

食べ過ぎるとダイエットの妨げになるので注意が必要です。具体的に何が起るかというと、食べ過ぎによる消化不良です。食物繊維には2種類あって(水溶性食物繊維と不溶性食物繊維)それぞれ異なる働きをしています。摂取バランスとして不溶性2に対して水溶性1が理想的とされているのですが、もずくダイエット中はもずくのみ食べているわけではありません。つまりこの食物繊維のバランスが崩れるとせっかくのお通じがなくなったりお腹を下したりします。野菜も摂取しましょう。