後ろを振り返ると痩せた男がそこに
飲み会が終わり、午後10時半ごろだったと思います。だらだらと、歩いてアパートに向かっていたところ、後ろから、キーキーキーと、古い金属音が風になびいて雑音になるような音が聞こえてきます。
まさか、自転車ではないよね、錆びた鉄の鎖の音だよねと思い、怖いということもあり、なかなか、振り返ってみることができませんでした。
その音も、私が駅を降りてすぐ鳴り出したというよりは、途中から、アパートに近いあたりで聞こえたのです。
アパート前、10メートルぐらいだったと思います。後ろを振り返ってみました。勇気を出して。
すると、想像していた通りに、私に歩調を合わせるかのようにしてゆっくりと自転車を漕ぐ一人の痩せた30代の男性がいたのです。
キャーと思い、近くのお店がたまたま玄関先に明かりがついていたのでそこにまるで、そこの娘のようにダッシュして事なきを得たということがありました。
(50代・女性)
今回は、危険を感じたエピソードについてまとめました。
あなたの周りに危険な人はいないか考えてみてくださいね。
文・fuelle編集部