こんな回答はダメ!「苦手な人」のNG回答
ここでは、「こんな答え方をしてはダメ」というNGポイントを紹介します。
NGの答え方をしないように意識するだけでも印象は変わりますので、ぜひ意識してみてください。
「苦手な人はいません」
「私は苦手なタイプはいません。どんな人でも仲良く接することができます。」という受け答え。
一見模範解答のようにすら見えてしまうのですが、実はNGの回答です。
たくさんの人と関わっていく中で、苦手な人がいないということは少ないでしょう。
苦手な人がいないという回答は「自分をよく見せるために嘘をついているのではないか」と思われてしまう可能性があります。
苦手な人を聞かれた際は、嘘をつかず素直に苦手な人を伝えるようにしましょう。
「苦手な人とは距離を置くようにしています」
友達同士で苦手な人の話をしていると、ついつい感情的になったり、悪口や批判をしてしまったりすることもありますよね。
しかし、面接ではNGです。
- 苦手な人とは距離を置くようにしている
- 苦手なタイプの人は軽蔑する
- 苦手な人に出会うと拒否反応が出る
このようなネガティブな言葉を使ったり、感情的な発言をしたりするのはやめましょう。
「〇〇な人や△△な人や□□な人や……」
「苦手な人は、時間にルーズな人や協調性がない人、ネガティブな人……」など、苦手な人をただ羅列するだけの回答はNGです。
面接官が苦手な人について質問している意図は、応募者がどんな人とでも一緒に働ける対応力や適応力があるかどうかをチェックすること。
ただ聞かれたとおりに「苦手な人」を答えるだけでは、質問の答えとして不十分です。
また、苦手な人の特徴を複数答えると内容が薄くなってしまい、面接官に良い印象を与えない可能性も。
具体的な理由やエピソードも添えて話せる内容を厳選して伝えましょう。
ネガティブなまま終わらないようにしよう
「苦手な人は〇〇です」と答えた後、理由も述べると思いますが、そのまま終わるのは避けましょう。
対処法やそこからどうするかが重要なポイントです。
ネガティブな発言のまま終わらせるのではなく「どう対処したのか」「どうやって問題を解決したのか」などポジティブな結論に変換して終わらせましょう。
また、根拠のない理由を述べるのも避けるべきです。「なんか苦手」「生理的に」などの答えは、面接官にネガティブな印象を与えます。
苦手な人と上手に付き合う5つのコツ
ビジネスシーンでは、苦手な人とも協力して仕事をこなさなければなりません。
苦手な人とも、付き合うからにはお互い気持ちよく時間を過ごしたいですよね。
ここでは、苦手な人と上手に付き合うコツを紹介します。
考え方や付き合い方を工夫することによって苦手な人と関わるストレスを軽減できるため、ぜひ参考にしてみてください。
1.相手を変えようとしない
相手は別の人格を持った人間です。
他人がいくら努力して変えようとしても、簡単に変わるものではありません。
まずは相手を変えようとすることをやめて、自分が変わる考え方にシフトしましょう。
思い通りにならない相手を変えようとするよりも、自分が変わる方が簡単です。
物事の捉え方や考え方を変えてみることで、いままで気になっていた相手の苦手な部分も受け流せる心の余裕ができるかもしれませんよ。
2.苦手な原因を考える
なぜその人のことを苦手と感じるのか、原因を考えてみましょう。
「なんとなく苦手」「生理的に受け付けない」などとすぐには思いつかなかったとしても、なにかしら苦手な理由や背景、きっかけなどが存在するはず。
自分が変わるためにも、苦手な理由は明確にしておく必要があるのです。
- 周りの人が嫌っているから、自分も同調している
- 自分と似た部分があり、同族嫌悪のような感情を抱いている
など、もしかしたら意外なところに原因があるかもしれません。
3.苦手な人を客観的に見る
苦手な原因を考えるときは、相手を客観的に見てみましょう。
苦手と感じる相手に対しては無意識のうちに感情が入り、偏った見え方をしてしまうことが多いためです。
また、相手が自分にとって嫌な行動をとるのはなぜか?相手の立場になって考えてみることもおすすめです。
その行動の原因は、自分自身や周りの環境などにある可能性も。
思い当たる部分や改善できる部分を治すことで、相手からの自分に対する嫌な行動がなくなり、関係が良くなるかもしれません。
4.その人の長所を探す
相手に対してネガティブな感情を抱いてしまうと、悪いところばかり目につきやすくなります。
相手の良いところに気付きにくくなるため、どんどん苦手な感情が増してしまうのです。
「良いところなんてない」と思ってしまうかもしれませんが、先入観をなくして初対面になったつもりで相手の長所を探してみましょう。
共通の知り合いに「〇〇さんの良いところは?」と聞いてみるのもおすすめです。
自分では気付かなかった相手の魅力を知ることで、歩み寄るきっかけになるかもしれません。
5.仕事だと割り切る
苦手な人との付き合い方を理解しても、うまく受け入れられない場合もあるでしょう。
我慢して仲良くしようとすると、精神的にしんどくなってしまいます。
そんなときは、仕事上の付き合いと割り切ってしまいましょう。
会社は仕事をする場所です。
業務上のやり取りさえスムーズにいっていれば、それ以上相手と深くかかわる必要はないのです。
「業務時間だけの関係」と割り切って、苦手な相手を意識しないようにしましょう。
事前に対策をして面接を突破しよう!
面接で「苦手な人はどんな人ですか?」などと言う質問をされた際は、苦手なタイプについて簡潔に話したうえで、具体的なエピソードや理由を伝えます。
さらに、苦手な人とどのように関わっていくのか、対処法について話すことで、面接官に人柄や適応力を伝えられるはずです。
この記事を参考にしながら、自分らしい「苦手な人」の答え方を考えてみてくださいね。
提供・Rolmy
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