睡眠っていうのは健康に取ってとても大切ですが、なかなか早く寝ることができない人もたくさんいます。早く寝ると言うと、小学生や中学生みたいに思いますが、実は大人にもとても大切なことなんですよね。この記事では早く寝る方法やコツについてお伝えします。

早く寝ると健康になれます!

誰でも、生活する上で、健康的な生活を送りたいと思うものですよね。

健康的な生活を送るための3大要素というものがあるのをご存知ですか。

3大要素というのは、唱える人によって内容がちょっと変わってきます。

ある人が唱えている健康の3大要素というのは「快食・快眠・快便」です。

またある人が唱えている、健康の3大要素というのは、「食事・運動・睡眠」となります。

これを比べると「快便」と「運動」が違いますが、どちらにも食事と睡眠が入っていることがわかりますね。

私たち人間が、健康的な生活を送る上で、質の良い食事と睡眠をきちんと取る事は欠かすことができないことだということなのです。

ところで、暮らしの中で最近睡眠不足に悩んでいる人がたくさんいると言われています。

小学生や中学生じゃあるまいし、大人のくせに早く寝るなんてできない、そういう人もいるでしょう。

しかし、充分な良い睡眠をとる事は、毎日の暮らしの中で健康を守るための大切な要素となってくるのです。

でも大人が睡眠時間を増やす事はなかなか難しいですよね。

でも布団に入ってからの寝つきをよくすることで、実質的な睡眠時間を増やすことができ可能です。

この記事では、睡眠がどうして必要なのか、ということについて見ながら、早く寝るためのコツや方法についてお伝えします。

子供にとって早く寝ることは学校の成績にも影響が!!

この記事の読者の方には、子供をお持ちの方もいるでしょう。

最近では、大人だけではなくて実は子供の睡眠不足というのも問題になってきています。

親のライフスタイルが夜型になるにつれて、小学生や中学生もどんどん睡眠時間が少なくなっているのです。

小学生や中学生の場合には、睡眠の質と量と、朝食をちゃんと食べるかどうかというのが、そのまま学校の成績に直結すると述べています。

夜早く寝る習慣が身についていて、朝余裕を持って起きることができて、朝ごはんをきちんと食べる小学生や中学生は、そういった規則正しい生活習慣が身に付いていない小学生や中学生に比べて、学校の成績もかなり良い事がわかっています。

また、睡眠不足は学校に通っている子供にとって、記憶力や認識力モチベーションの低下を招くことがよってわかっています。

【早く寝る】小学生に必要な睡眠時間は?

それでは具体的に、小学生はどのくらいの睡眠時間が必要になるのでしょうか。

もちろん個人差はありますが、小学生にはかなり十分な時間の睡眠時間が必要となります。

小学生の場合には、低学年と高学年では体格が大きく違ってきますよね。

必要な睡眠時間もそれに合わせて変わってきます。

小学生の1年生から3年生までの低学年の場合には、1日に必要な睡眠時間は10時間から10時間半と言われています。

小学生の4年生から6年生までの高学年の場合には、1日に必要な睡眠時間は9時間から9時間半と言われています。

朝6時に起きる必要があるなら、小学生の低学年の場合には夜8時には、高学年の場合には夜9時とかなり早く寝る必要があるということですね。

【早く寝る】中学生に必要な睡眠時間は?

小学生には、かなりの長時間の睡眠が必要だということがわかりましたね。

それでは小学生と比べると、中学生はどのくらいの睡眠時間が必要になるのでしょうか。

中学生になると、テレビやラジオの深夜番組に興味が出てくる年代ですよね。

そうでなくても、中学生になると部活が遅くまであったり、塾通いなど受験勉強に忙しくなるので、睡眠不足に慢性的に悩んでいる中学生がたくさんいることがわかっています。

しかし、中学生が睡眠不足になると、大きな問題が起きてきます。

それは、中学生までの睡眠は発育に大きく影響するということです。

体も心も大きく成長する時期である中学生というのは、夜寝ている間に成長ホルモンが分泌されています。

中学生が睡眠不足に陥ることで、成長ホルモンの分泌が不十分になると、体の発育だけではなくて、心の不安やストレスを感じやすくなり、うつ状態に陥りやすいことがわかっています。

それでは、具体的に中学生はどのくらいの睡眠時間が必要になるのでしょうか。

中学生に必要な睡眠時間というのは、小学生とそれほど大きく変わるわけではありません。

短い人でも8時間、十分な睡眠時間を取りたい人には9時間の睡眠時間が必要になります。

【早く寝る】大人に必要な睡眠時間は?

小学生や中学生には、かなりの長時間の睡眠時間が主張だということがわかりましたね。

それでは大人にはどのくらいの睡眠時間が必要になるのでしょうか。

大人になると個人差が大きいので、小学生や中学生のように、何時間の睡眠時間が必要だ、ということは一概に言えなくなります。

短い睡眠時間でも、毎日快適に過ごせるショートスリーパーと呼ばれる人は、1日に6時間以下の睡眠でも昼間充分に活動することが行きます。

中には、ナポレオンのように1日3時間程度の睡眠で十分だったという、超ショートスリーパーもいます。

大人でも、毎日たっぷりと睡眠時間を取りたいという人もいます。

毎日9時間以上の睡眠を必要とする人のことをロングスリーパーと言います。

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で2015年に93歳で亡くなった漫画家の水木しげるは、漫画家と言う超激務な仕事だったのに、毎日10時間以上の睡眠をとっていたことで知られています。

水木しげるは、他の同年代の、手塚治虫や石ノ森章太郎、藤子・F・不二雄といったライバルの有名漫画家たちが、60歳前後で亡くなっている中、自分が90歳を超える寿命を持てたのは、睡眠をたっぷりと毎日取っていたからだと言っています。

確かに早く亡くなっている漫画家たちというのは、毎日3、4時間程度の睡眠時間しかとっていませんでした。

大人の睡眠時間には個人差が大きいので、3,4時間程度の睡眠で十分だという人はそれでいいのでしょう。

でも水木しげると他の漫画家たちの寿命の違いを考えると、やはり健康長寿の秘訣の中には、自分にとって必要な睡眠時間をしっかりと取ることが大切なのだということがよくわかりますね。

ちなみに無理をして短い睡眠時間で我慢して生活している人のことはショートスリーパーとは言いません。

自分で睡眠不足を我慢しているだけの人になります。

早く寝る事にメリットばかり!!

「早起きは三文の得」なんて言うことわざもありますが、早く起きるためには、やはり早く寝なくてはいけません。

早く寝る事にはメリットばかりがあります。

一番大きなメリットは、成長ホルモンで身体の修復がなされる、ということですよね!!

成長ホルモンというのは、成長期にある小学生や中学生と行った子供にだけ必要なものではありません。

大人でも、1日の暮らしの中で心身が受けた様々なダメージを回復させるために必要になります。

成長ホルモンというのは、夜の10時から午前2時の間の4時間に、熟睡していると分泌されると言われています。

この時間にしっかりとした睡眠を取ることで、1日の暮らしの中で受けた肌や内臓のダメージが修復され、健康を取り戻すことができるのです。

寝不足はデメリットばかり!!

一方で睡眠不足にはデメリットばかりが挙げられます。

最初のデメリットには、成長ホルモンの分泌がしっかりとされないと、肌や内臓のダメージが蓄積しやすくなり、肌トラブルや内臓疾患などになりやすくなる、ということが挙げられます。

実際に糖尿病やがん、心臓病のリスクが睡眠不足によって上がるというデメリットがあることがわかっています。

また睡眠不足になると高カロリーなものが欲しくなり、食欲を抑えられなくなって、使うカロリーは変わらないのに食べる量が増えるので、メタボや肥満になりやすいというデメリットがあることもわかっています。

また、精神面へのデメリットも大きく、記憶力が低下したり、うつになりやすくなることもわかっています。

睡眠不足にはメリットは全くなく、デメリットばかりです!!

睡眠不足のデメリットを減らすためにも、しっかりと毎日早く寝るようにしましょう!!

早く寝れないのには原因も…

早く寝る事にはメリットばかりがあり、睡眠不足にはデメリットばかりだということがわかりましたよね。

でもなかなか早く寝たいと思っても、早く寝ることが難しいこともあります。

特に、早く寝るつもりで布団に入った時に、すぐに寝つけずに布団の中でイライラしてしまった経験はありませんか?

早く寝ることができないのには原因があります。

布団の中で考え事をしていたら、イライラしてしまったとか、布団の中でスマホをしていた、という時にはなかなか寝付けなくなります。

また寝る前にコーヒーや紅茶などのカフェインが入った飲み物を飲んでしまうと早く寝付けなくなることもあります。

大人だからこういった行動をしても良い、と考えるのではなく、良い睡眠をとりたければ我慢することも大切です。

早く寝る方法にはコツがある!!

一方で早く寝るためには、ちょっとしたコツがあります。

なかなか睡眠時間を増やすことができなくても、布団に入ってからの寝つきを良くして、ぐっすりと深い睡眠をしっかりと取ることができる様になれば、それだけで実質的な睡眠時間を増やすことができますよね。

毎日の暮らしの中でちょっとした工夫で、寝つきを良くして、睡眠の質を上げることは、ちょっと我慢しなくてはいけないこともありますが、暮らしの中で簡単に誰にでもできることなのです。

それではいったいどんな早く寝るためのコツや方法があるのか、具体的に見ていきましょう。