日本のホラー映画⑥女優霊

【邦画編】本当に怖い日本のホラー映画おすすめ25選!
(画像=amazon、『Sorte plus』より引用)

『女優霊』は1996年公開のファンタジーホラー作品で、秀夫監督のデビュー『リング』でお馴染みの中田作でもあります。物語はホラー映画の撮影中に実際に写り込んでしまった女優の幽霊を軸に進みます。設定からしてリアリティがあり強い恐怖があることがわかるでしょう。

主要キャスト

【邦画編】本当に怖い日本のホラー映画おすすめ25選!
(画像=映画.com、『Sorte plus』より引用)

村井俊男:柳ユーレイ/黒川ひとみ:白島靖代/村上沙織:石橋けい/フィルムの女:李丹/大谷:大杉漣/関川:サブ/六さん:高橋明/定岡:芹沢礼多/友保:染谷勝則/粕谷:吉田祐健/筒見トキコ:根岸季衣

あらすじ&見どころ

新米監督の村井は、デビュー作となる映画の撮影機関が間近に迫ってきており、やる気に満ち溢れていました。撮影前にテストフィルムを再生すると、いきなり別の映像が映し出されます。村井は未現像のフィルムの上に焼き重ねてしまったのだと考えますが、再生された映像はどこか見覚えがあるのです。

なんと、村井は小学生の頃にこの映像をテレビで見たことがあり、写り込んでいた髪の長い女性は実際に存在した女優だったのでした。『女優霊』は『リング』の貞子のような幽霊の話で、監督だけでなく脚本家も同じです。

幽霊の登場シーンは少ないですが、BGMがなんとも不気味で、作中は不穏な空気がずっと続きます。昔の作品と言うのもあり、絶妙に映像が荒いことも恐怖を倍増させるでしょう。

日本のホラー映画⑦犬鳴村

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(画像=amazon、『Sorte plus』より引用)

『犬鳴村』は2020年に公開されたスリラー作品で、舞台となる犬鳴村は福岡県に実在する心霊スポットです。また、『呪怨』の清水崇監督が手掛けているため、間違いなく満足度の高いホラー映画として公開前からホラーファンの間では話題になっていました。

主要キャスト

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森田奏:三吉彩花/森田悠真:坂東龍汰/西田明菜:大谷凛香/森田晃:高嶋政伸/森田綾乃:高島礼子/優子:奥菜恵/籠井摩耶:宮野陽名

あらすじ&見どころ

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(画像=映画.com、『Sorte plus』より引用)

森田悠真はホラー好きな彼女の明菜に連れられ最近若者の間で噂の心霊スポットに来ています。恐がる悠真は早く帰ろうと急かしますが、まったく怖がっていない明菜は動画を撮影する始末です。そして、噂の深夜2時に電話が鳴ると言う電話ボックスに着くと、本当に2時ぴったりに電話が鳴りだしました。

明菜は電話に出ると「そちらに行きます」と言い、犬鳴トンネルに向かいます。トンネルを超えると犬鳴村に入り、明菜は廃墟のトイレに入っていきました。

恐がる悠真は一人で辺りを捜索していると、明菜の叫び声が聞こえます。明菜の元へ行くとひどくパニックになっており、犬鳴村から脱出し日常に戻っても明菜は頭のおかしい行動ばかりとるようになってしまったのです。

『犬鳴村』に登場する犬鳴村は日本地図に載っていないことから、日本の法律が通用しない村と噂されており、実際に付近では多数の霊の目撃証言があります。実際にある村だからこそのリアリティある作品となっているので、気になる方はチェックしてみましょう。

日本のホラー映画⑧富江

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『富江』は、1999年公開の伊藤潤二さんの漫画を映画化した作品です。富江を演じるのは実力派女優の菅野美穂さんで、美しいからこその怖さを見事に演じきっています。

主要キャスト

【邦画編】本当に怖い日本のホラー映画おすすめ25選!
(画像=『Sorte plus』より引用)

泉沢月子:中村麻美/川上富江:菅野美穂/細野辰子:洞口依子/原田省二:田口トモロヲ/斎賀祐一:草野康太/吉成佳織:留美/山本武史:水橋研二/野村和美:奈良岡寿美/佐々木大輔:小野嘉朗

あらすじ&見どころ

精神科に通う泉沢月子は、3年前の事故により記憶障害と不眠症に悩まされていました。担当医師の紺野は、月子の失った記憶を取り戻すために、睡眠療法を使用してヒントを得ようとします。そして、「トミエ」と言うワードを見事聞き出すことに成功しました。

ところが、月子はトミエが誰だかわかりらずに記憶障害の状況は中々進展しません。しかし、トミエと言うワードを口にしてしまった所為か月子の記憶は失われたまま、月子の身の回りでは不可解な出来事が起こり始めるのでした。『富江』の魅力は菅野美穂さんの富江でしょう。

『富江』事態にホラーシーンはそこまで多くはないものの、やはり菅野美穂さんの富江が登場するシーンは脳裏にこびりつきます。恐さで言うと、そこまで過激なものではないので、ホラー映画が苦手な方もチャレンジできる作品かもしれません。

日本のホラー映画⑨八つ墓村(1977年)

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『八つ墓村』は1977年に公開された古いサスペンスホラー映画で、横溝正史の同名ミステリー小説を映画化しました。当時は大ヒットした作品としても知られており、金田一耕助の謎解きとホラー両方が楽しめる見ごたえ抜群の内容です。

主要キャスト

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(画像=『Sorte plus』より引用)

金田一耕助:渥美清/寺田辰弥:萩原健一/森美也子:小川眞由美/多治見久弥:山崎努/多治見春代:山本陽子/多治見小竹:市原悦子/多治見小梅:山口仁奈子/井川鶴子:中野良子/多治見要蔵:山崎努

あらすじ&見どころ

【邦画編】本当に怖い日本のホラー映画おすすめ25選!
(画像=『Sorte plus』より引用)

平家の落ち武者8人が惨殺されたことから名前が付いた八つ墓村では、数百年後に再び多治見要蔵による32人が惨殺される事件が起こりました。要蔵は当主で妻もいましたが、若い鶴子を気に入り無理やり襲い軟禁をしていたのです。

少し経つと鶴子は要蔵との子である辰弥を出産すると子と共に脱走しました。鶴子を失った要蔵は気が狂ったように人を斬っていき、それが32人惨殺事件として現在でも語り継がれているのです。

さらに年月が経った現在、またもや連続殺人が起こり始めたため、過去の彩道を繰り返してはならないと村人たちは私立探偵金田一耕助に依頼したのでした。『八つ墓村』は、松竹映画の歴代に残る大ヒット作で、作中に村人が発言する「祟りじゃ?」は流行語になったそうです。

また、金田一耕助と言えばミステリー作品ですが、映画『八つ墓村』では惨殺事件は祟りによるものであることから、ホラー作品に様変わりしています。これまでの金田一耕助とは違う作風だったこともあり人々の心を掴んだのでしょう。

日本のホラー映画⑩クロユリ団地

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(画像=amazon、『Sorte plus』より引用)

『クロユリ団地』は2013年に公開された中田秀夫監督作品です。老巧化した薄暗い団地が舞台になっており、普段よく見かけるどこか活気のない公園や団地など身近な景色にスポットライトを当てているため、日常生活まで支障をきたす恐怖があります。

主要キャスト

【邦画編】本当に怖い日本のホラー映画おすすめ25選!
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二宮明日香:前田敦子/笹原忍:成宮寛貴/二宮勲:勝村政信/二宮佐智子:西田尚美/ミノル:田中奏生/篠崎老人:高橋昌也/野々村早苗:手塚理美

あらすじ&見どころ

主人公の二宮明日香は、近所では幽霊が出ると噂の団地へ引っ越してきました。団地近くは地元でもなかったため、明日香は怪奇現象があることを知らずに越してきたのです。近所へ引っ越しの挨拶をしようと隣の部屋を訪ねますが、応答がなく挨拶ができませんでした。

明日香は時間つぶしに団地前の公園に来ると、一人で遊んでいるミノルと言う少年に出会います。少し話をしていると、ミノルは明日香の隣人はミノルの血の繋がりのない祖父だと言うのです。翌日、明日香は物凄い物音で目を覚ましますが、明日香以外の家族は聞こえません。

その後、不審に思う明日香をさらに加速させるように、友人からクロユリ団地の噂を聞いてしまうのでした。『クロユリ団地』は秋元康さんと前田敦子さんのAKBコンビに、中田秀夫監督と最強タッグで製作されている話題作なので、ぜひ観てみて下さい。