『common』より引用
(画像=『common』より引用)

一度できてしまうと、なかなか薄くならならほうれい線。実は、加齢やスキンケアだけでなく、“肩甲骨”にも原因があったようです!今回は、ほうれい線ができてしまう原因から、改善に導く肩甲骨エクササイズまでをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ほうれい線が人の印象を決める

「若く見える人」と「老けて見える人」の差はなんだと思いますか?肌のツヤ、シミの有無、目元のシワ・・・などさまざまな項目が浮かぶと思いますが、今回注目したいのは、口元にできる『ほうれい線』です。

『ほうれい線』があるだけで、疲れているような雰囲気になり、だいぶ老けて見えてしまいます。無意識のうちに相手の口元のシワをチェックしている方も多いのではないでしょうか。

もし、ほうれい線がなければ、ぐっと若く活き活きした表情になれます。それだけ、ほうれい線は人に見られやすく、印象を左右してしまうのです。

ほうれい線ができてしまう原因

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

気をつけているつもりなのに、ほうれい線ができてしまった・・・このような経験をお持ちの人もいると思います。ではなぜ、ほうれい線ができてしまったのでしょうか?その原因は普段の生活の中にあるかもしれません。ほうれい線の原因をチェックしてみましょう!

ほうれい線の原因①:スキンケア不足による乾燥

保湿を十分にしていないと肌が水分不足になり、乾燥してほうれい線ができます。ほうれい線を隠そうと厚いメイクをしてしまうと、さらに乾燥がすすみ、ほうれい線が強調されてしまうことも・・・。

ほうれい線の原因②:加齢によるたるみ

加齢により肌の水分不足や筋肉が衰えてたるみます。また、長年積み重なったダメージにより肌組織が壊れてしまうのも原因です。

ほうれい線の原因③:加顔の骨格

年齢やスキンケア方法に関係なく、ほうれい線ができやすい骨格があります。例えば、彫りが深い顔立ちの人や口が前にでている人は、ほうれい線が強調されやすいです。

ほうれい線の原因④:過度な食事制限

ダイエットによる皮下脂肪不足や筋肉をつくるたんぱく質不足など、食事制限が原因で肌の弾力がなくなり、ほうれい線ができやすくなるケースもります。ほうれい線ができるだけでなく、顔全体がたるんだ印象になることも。

ほうれい線の原因⑤:加顔の筋肉の衰えとリンパの滞り

ほうれい線は、顔の筋肉が衰えて、皮膚を支えられなくなって起こる皮膚たるみも原因になっています。また、顔の筋肉が衰えると、リンパが滞り老廃物や水分が停滞してむくみがおこります。そのむくんだ皮膚の重さでたるみがおこり、ほうれい線が強調されてしまうのです。

ほうれい線の原因には、肩甲骨が関わっていた!

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

以上が主なほうれい線の原因です。しかし、スキンケアもしっかりしているし、食事にも気を遣っているのにほうれい線ができた・・・という方もいるでしょう。実は、ほうれい線ができるかどうかは、背中にある『肩甲骨』も非常に重要なポイントになっています!

普段スマホやパソコンを操作しているときに背中が丸くなっていませんか?背中が丸くなると、肩が前に出て背中の肩甲骨が開き胸の位置が下がります。同時に下がった胸に首と顎が下に引っ張られ、口元にはほうれい線ができてしまいます。

また、肩甲骨が開くと血流が悪くなるので、顔がむくみ、ほうれい線が強調されてしまうのです。輪郭も全体的にぼやっとした印象になってしまいます。

スキンケアを頑張っても一向にほうれい線が改善されないという方は、肩甲骨をほぐしてみましょう。血色も良くなりますよ!

ほうれい線を改善する肩甲骨エクササイズ

ほうれい線ができてしまう理由の『6.肩甲骨が開いている』でご説明したとおり、姿勢が悪くなり、肩が前にでて肩甲骨が開いてしまうと、ほうれい線ができやすくなってしまいます。肩甲骨は自分では触ってほぐしづらいので、ストレッチで肩甲骨をほぐし、本来の正しい姿勢を取り戻しましょう!

・首のストレッチ

まずは肩甲骨付近にある首を柔らかくほぐしていきましょう。

  1. 床もしくは椅子に座って背筋を伸ばします。
  2. 後ろで手を組んで背中を反らしながら首を後ろに5秒倒します。
  3. 次に曲げたい方向の手で頭を持ち、横に倒して5秒キープしましょう。

左右5秒キープして終わりです。首を勢いよくグルングルン回すと筋を痛めるので注意してくださいね!

・肩甲骨を寄せる

  1. 背筋をのばします。腕を大きめに広げて伸ばし、壁に手をつけましょう。
  2. 腕立て伏せのように胸を壁に近づけます。ポイントは、顔ではなく胸を壁に近づけることにより、肩甲骨を寄せることができるのです。
  3. 胸を壁に近づけたまま、体を左右にひねりストレッチさせましょう。それぞれストレッチされたところで5秒キープしてから戻ります。

・肩甲骨を開く

  1. 両手を胸の前で組みます。
  2. 肩甲骨が開くように、腕を前に伸ばし、両手の平を前に向けます。このとき腕を真っすぐ伸ばすのではなく、腕で円をつくって伸ばすと、肩甲骨が開きやすくなりますよ!

・肩回し

  1. 肩に手をのせます。
  2. 肩甲骨の『寄せる』『開く』『上げる』『下げる』を意識しながら腕を大きく回しましょう。前回転、後回転をそれぞれ10回ずつやってみてくださいね!