コロナ禍で人の本性が見えてきて、交友関係を改める人が増えています。しかし、それが自分の恋人だった場合、不快感は倍増しますよね。
写真はイメージです(以下同じ)
今回は、恋人のコロナ禍のモラルのなさに引いて、別れを決意した女性に話を聞いてみました。
ノリの良い性格に惹かれて交際スタート
都内に住む川村麻里奈さん(仮名・29歳)は、コロナが流行する少し前に付き合い始めた1つ年上の恋人がいました。誰とでも仲良くなれるノリの良い彼に惹かれたという麻里奈さん。しかし、彼の本性が徐々に明らかになっていくのです。
「彼は交友関係が広く、コロナ前は毎晩のように飲み歩いてSNSにアップしているような人でした。私はどちらかというとインドア派で、休日は飼っている犬と遊ぶのが趣味。なので、彼に対しても『フットワークが軽い人』くらいにしか思っていませんでした。
彼は、飲んだ後にうちにお泊りに来ることが多かったです。普通なら彼ばかり飲み歩いてずるいと思うのかもしれませんが、私はお酒が苦手なので、特に腹が立つことはありませんでした」
長引く自粛生活に気の緩みが出てきた彼氏
互いにまったく違う性格だからなのか、交際は順調だったといいます。ですが、異変が起きたのは交際して半年ほど経った頃でした。コロナの感染拡大が流行して、日本のみならず世界中が自粛ムードに包まれていた時期です。
「緊急事態宣言で世間が『おうち時間』を充実させようとする風潮を、私は全然苦に感じなかったです。むしろ、テレワークになって愛犬と毎日一緒にいられるのが嬉しかったですね。その間、彼氏とは会っていなかったのですが、彼も家で1人でお酒を飲んだりするなど、彼なりにステイホームを楽しんでいたようです。
でも、元々遊びに行くことが大好きな彼が我慢できるはずがありません。最初は大人しくしていましたが、度重なる緊急事態宣言や、まん延防止に彼は徐々に気の緩みが出てきたんです」
コロナ禍も2年となると、自粛にストレスを感じる人も多いでしょう。それでも、みんな最低限の感染予防対策には気をつけて日常を送っています。しかし、麻里奈さんの彼はとんでもない行動に出ました。