ツインソウルはある時期を迎えると、追う側のチェイサーと逃げる側のランナーに分かれます。離れ離れになった2人は、それぞれの想いを抱きつつ、覚醒を迎えます。今回は、ツインソウルのチェイサーとランナーがどのようにして再会を果たすのかをご紹介していきます。
ツインソウルのランナーがチェイサーの元を離れる理由は?
①ツインソウルの関係に疲れたため
ツインソウルとして出会った2人は、お互いに強く惹かれあいます。ずっと探し求めていた魂の片割れと出会ったわけですから、当然自身の中の感情やエネルギーが激しく渦巻きます。そして今までに感じたこともないような感情に巻き込まれた結果、ランナーは戸惑い、疲れ果ててしまうことがあります。
強烈な化学反応ともいうべき出会いに疲れたランナーは、自分を取り戻すために一度チェイサーの元を離れます。チェイサーから距離を置くことで、自分を客観的に見つめなおすことができるからです。
②ランナー自身の向上のため
ツインソウルの関係は陰と陽です。自分にないものを持っているツインソウルとの関係を続けていくうちに、「果たして自分はこのままで良いのだろうか」という疑念がランナーの中で生まれます。自身の足らなさを自覚したランナーは、それを自力で埋めるために1人で歩みだすのです。
③チェイサーの向上のため
ランナーはチェイサーの向上のために離れることもあります。例えばチェイサーがランナーに依存や執着をし始めると、チェイサーの魂が低次に落ちてしまいます。そうならないように、ランナーはチェイサーから距離をとる行動を起こします。
④2人の関係を見直すため
ツインソウルが出会うとき、どちらか、あるいは両方が、すでに結婚しているということもあります。お互いツインソウルと一緒に生きていきたいと強く願いますが、それは家庭的、もしくは社会的に許されない関係になってしまうこともあります。
ツインソウルと今後どう関わって生きていくのか、その答えを見つけるためにランナーはチェイサーの元を離れ、2人の関係を見つめなおそうとします。
ツインソウルのランナーがチェイサーの元に戻る条件は?
①ランナーへの執着を手放す
ランナーが突然去ったことで、チェイサーはひどく戸惑います。何とかしてランナーを繋ぎとめようと画策したり、付きまとったりすることもあるかもしれません。
しかし、上述のようにランナーは理由があってチェイサーから離れているわけです。その問題が解決するまで逃げ続けるランナーにチェイサーができることは、ランナーへの執着を手放すことです。ランナーへの執着を手放すことで、2人が離れることは必要なことであったと、チェイサーは受け止めることができるようになります。
しかし、執着を手放すというのは難しいことだと思います。相手への想いが強ければ強いほど執着を手放しがたくなることでしょう。
②ランナーへの想いを昇華させる
チェイサーがランナーへの執着を手放すと、あとに残るのはランナーへの純粋な想いだけになります。チェイサーはそこで非常に深い愛を感じ、魂の奥底から力がみなぎってくるような感覚に目覚めます。
ここでチェイサーは、ランナーへ向けていた愛を万物へ向けることができるようになります。また魂からの力を得たランナーは、今まで成し遂げられないと思っていた試練にも立ち向かえられるようになります。
③霊的に覚醒する
チェイサーがランナーへの想いから、万物への愛、魂からの力を得るようになると、霊的な覚醒が始まります。霊的な覚醒とは、目に見えない霊的なエネルギーに対して心が開かれることを差します。
霊的に覚醒すると、自然の神秘を感じたり、宇宙からのエネルギーを感じたりするようになります。また、ガイドからの導きも得られやすくなっているので、自分が今ほしいメッセージを何らかの形で受け取れるようにもなります。
ガイドからのメッセージは試練を乗り越えるうえで非常に大切なので、上手に受け取れるようになりたいものですね。
④2人の関係を見つめなおす
③まで条件が揃ってくると、チェイサーは冷静に2人の関係を見つめなおすことができるようになります。
今までの自分や2人の関係に足りなかったものは何か?これからの関係に必要なものは何か?どのような関係が2人にとってベストなのか?これらの問いに自ずと答えが導き出されるでしょう。
⑤自分を確立する
これまでの条件を経ながら、チェイサーは様々な試練を乗り越えたことでしょう。必要のないものを手放し、足りなかったものを得て、チェイサーは自分を確立します。
自分を確立すると、1人で生きていける人間になれます。しかし、1人で生きていけるくらいチェイサーが成長できたからこそ、ランナーが戻ってこられるようになるのです。