皆さんは100均でオーブン粘土陶器が作れることをご存知ですか?オーブン粘土とはクレイ粘土、ポリマークレイとも呼ばれ、自宅で焼くことが可能な粘土なのです!そんなオーブン粘土陶器作りは、100均で必要な材料も多数揃います。ダイソーとセリアの必要な商品を6つ紹介します。具体的な作品例も5つ厳選しました!
オーブン粘土の自作作品に使える100均商品6選!ダイソー/セリア
100均|オーブン粘土陶器に必要なダイソー商品①カラー樹脂粘土
オーブン粘土で陶器を作る際に必要な商品1つ目は、ダイソーの「カラー樹脂粘土」です。オーブン粘土とは、焼くと固まる粘土のことです(ポリマークレイ、クレイ粘土とも言います)。土からできているものも、樹脂からできているものもあります。ダイソーから発売されているのは樹脂からできている「樹脂粘土」になります。
オーブン粘土は、専用の陶芸窯がなくても自宅のオーブンの温度程度の低温で焼きあがるのが特徴です。ダイソーの樹脂粘土は焼かずに自然乾燥するタイプです。カラーがついているので、着色しなくても気軽に作れます。カラーは単色ばら売りで、ブラウンやレッドなどの基本の色の他にパステルカラーも追加されています。
100均|オーブン粘土陶器に必要なダイソー商品②アクリル絵の具
100均で作るオーブン粘土陶器に必要な商品2つ目は、ダイソーの「アクリル絵の具」です。オーブン粘土で作った陶器に着色する場合は、このアクリル絵の具を使用します。ダイソーのアクリル絵の具は、単色ばら売りで大きいサイズの絵の具なので、たっぷりと使えます。
粘土が乾いてから仕上げに着色したり、粘土にあらかじめ練りこんで色を作ったり、マーブル模様にしたりと、オーブン粘土陶器作りに広く活用されます。
100均|オーブン粘土陶器に必要なダイソー商品③デザインナイフ
100均でオーブン粘土陶器に必要な商品3つ目は、ダイソーの「デザインナイフ」です。デザインナイフはカッターよりさらに小さい刃のナイフのことで、細かい彫刻などの作業に向いています。ダイソーのデザインナイフは刃が通常より小さく使いやすく、スライドロックで刃が収納できるという優れものです。
オーブン粘土で陶器を作る際にも、粘土に模様を入れたり、形を作るときに粘土をカッティングしたりと、デザインナイフがあるととても便利です。
100均|オーブン粘土陶器に必要なセリア商品④抜き型
100均でオーブン粘土陶器を作るのに必要な商品4つ目は、セリアの「抜き型」です。セリアにはクッキー用の型や、デコ弁用の型抜きが多数展開されています。粘土を平らにして型抜きをすればきれいに可愛い形ができて成型が楽になります。
クッキー型には、猫シリーズ、キッチングッズシリーズ、ニコニコスマイル、ディズニーシリーズなどが発売されています。お弁当用の型では、星や車、葉っぱ、雲などがあります。
100均|オーブン粘土陶器に必要なセリア商品⑤セリアスタンプシート
100均でオーブン粘土陶器に必要な商品5つ目は、セリアの「スタンプシート」です。こちらも使い道の多いヒット商品ですが、クレイ粘土での陶器作りにも活用できます。アルファベットや、カフェ風の英字、キッチンツールなどのゴム製スタンプです。ペラペラ素材なので、切り取って木材などに貼って使用します。
100均|オーブン粘土陶器に必要なセリア商品⑥粘土ボード
100均でオーブン粘土陶器に必要な商品6つ目は、セリアの「粘土ボード」です。ポリマークレイを乗せて作業するには必須のアイテムです。セリアの粘土ボードは、粘土がくっつきにくく、1センチごとの目盛りもついているので、作品を作る際に大きさも測れます。
セリアの粘土コーナーに行けば、数種類が1セットになった粘土へらのセットも販売されています。デザインナイフのような線とは違い、柔らかい模様をつくれます。こちらも同時に揃えておくと重宝します。
100均|オーブン粘土の手作り例5選!
100均|オーブン粘土の手作り作品例①クレイ粘土で箸置き
100均で、オーブン粘土の作品例1つ目は、箸置きです。セリアの型抜きと、スタンプシートを使用して簡単に作れます。土でできている陶器感を出したいときは、手芸店やネットで発売されているオーブン陶土を購入するのがおすすめです。
オーブン粘土で箸置きの作り方
麺棒(ラップの芯でも代用可)でクレイ粘土を伸ばします。
使用する箸の厚みになるまで伸ばします。
セリアの型抜きで型を抜きます。
セリアのスタンプシートを押します。
粘土の種類に応じて、乾かして焼きます。
アクリル絵の具で着色します。
100均|オーブン粘土の手作り作品例②ポリマークレイでボタン
100均でオーブン粘土の手作り作品例2つ目は、ボタンです。粘土のボタンはSNSでも多数ハンドメイドされています。ポリマークレイでは、「ケイン」という金太郎飴状にして、同じ形のものをたくさん作る手法が使われます。粘土を形作ってから、ボタン穴をあければオリジナルボタンの完成です。
ケインは同じ絵柄のものが同時にたくさんできるので、それを土台パーツに貼り付けてお皿やインテリアにするなど他の陶器にも生かせます。
ケインの作り方
粘土パーツを棒状に伸ばします。
断面が目的のデザインになるように棒状粘土を合体させます。
好みの厚さにスライスします。
100均|オーブン粘土の作品例③クレイ粘土でヘアアクセサリー
100均で作るオーブン粘土の作品例3つ目は、ヘアアクセサリーです。クレイ粘土で好きな形を作り、ヘアゴムにつけたり、ヘアピンやバレッタにつければオリジナルヘアアクセサリーになります。アクリル絵の具でイラストや着色しても可愛いですね。
100均|オーブン粘土の作品例④ポリマークレイのチャーム
100均でオーブン粘土の作品例4つ目は、チャームです。ポリマークレイで好きな形を作り出来た作品に、丸カンをつければチャームになります。イヤリングやピアス、ネックレスなどのアクセサリーチャームにすると素敵です。
ポリマークレイでよく使われる手法が、「マーブリング」です。色をマーブルにするのです。陶芸作りをするには覚えておくと作品の幅が広がります。マーブリングの方法がわかる動画も参考にしてください。
ポリマークレイでマーブリングの方法
マーブルする色の粘土をそれぞれ棒状にして伸ばします。
色同士をくっつけてねじります。
粘土を1つに丸めます。
粘土を棒状に伸ばし、またねじります。
また丸めます。
100均|オーブン粘土の作品例⑤クレイ粘土の植木鉢
100均でオーブン粘土の作品例5つ目は、植木鉢です。クレイ粘土は柔らかすぎず、成型が難しくないので、植木鉢のような器も作れます。デザインナイフで模様をつけたり、仕上げにイラストしたり、中の植物に合わせてクレイ粘土植木鉢をハンドメイドできます。
きれいな形の鉢だけでなく、いびつな形のものもほっこりとして味わいがありますね。オーブン粘土の作品例を5つ紹介しましたが、紹介しきれなかった作品もありますのでご覧ください。