女性はファッションアイテムの数が多く、「面接に着ていく服装の正解が分からない……」と迷いやすいもの。この記事では女性が転職の面接に着ていくべき服装について紹介します。面接時の服装はスーツが基本。スーツや小物の正しい選び方を知って面接に臨みましょう。
面接のときに女性が着ていくべき服装は?
まずは面接のときに着ていくべき服装を紹介します。
基本を押さえてしっかり着こなしましょう。
面接での基本スタイルはスーツ
面接の服装は男女問わずスーツが基本です。
企業側はビジネスマナーとして身だしなみが整えられているかをチェックしています。
女性用スーツはパンツとスカートスタイルがありますが、どちらを選んでも問題はありません。
営業職を志望している人は元気な印象を与えるパンツスタイル、事務職や受付を志望している人は落ち着いた印象を与えるスカートスタイルがおすすめです。
スーツを選ぶ際は、清潔感があり自分の体型に合ったものを選ぶのがポイント。
スーツの汚れやシワは「身だしなみを意識できない人」というマイナスイメージを与える恐れがあります。
面接前には、スーツに汚れやシワ、ほつれなどがないか確認しましょう。
私服指定の場合はオフィスカジュアル
企業側から「面接には私服で来てください」と指定された場合には、オフィスカジュアルをイメージした服装で面接に行きましょう。
私服での面接をする意図は、応募者の私服姿を見て普段の雰囲気を知ったり、自社の雰囲気に合っているかを確認したいため。
気負わずに臨みましょう。
オフィスカジュアルの服装を選ぶ際は、以下のアイテムを取り入れます。
- ジャケット
- シンプルで淡い色のシャツやブラウス
- 膝丈スカートやパンツ
- パンプス(ヒール3~5cm)
ジーンズなどの普段着や露出の多い服装、スニーカーやサンダルは面接NG。
普段着だからと面接に着て行かないように注意しましょう。
面接に着ていく面接に着ていく服装のチェックポイント5つ
面接の服装選びは入念に行うことが大切です。
しっかり選ぶことにより、清潔感が生まれ、礼儀正しい印象を与えることが可能。
ここでは、面接に着ていく服装のチェックポイント5つを紹介します。
1.スーツ選びは入念に行う
面接に使用するスーツは慎重に選び、正しく着こなすことで面接官に好印象を与えられます。
スーツはワンサイズ大きめを選び、お直しを行って自分の体に合わせましょう。
デザインはフォーマルな印象を与えるテーラード、柄は無地やピンストライプがおすすめです。
また、女性用スーツはスカートとパンツスタイルがあります。
スカートを着用する際は、ひざが隠れる程度の長さに調整しましょう。
丈が長すぎたり短すぎたりすると、だらしない印象を与えることがあります。
鏡を使って確認すると見下ろす形になるため「少し長く感じるくらい」がベストです。
2.スーツのカラーはベーシック系
スーツのカラーには、以下のような落ち着きのあるベーシックカラーを選びましょう。
- ネイビー……定番で使いやすく、誠実な雰囲気を演出
- 黒……より大人向けで、しっかりとした印象を与える
- グレー……ライトやダークなどがあり、知的な感じを出したい人におすすめ
- ベージュ……華やかさがアピールでき、より女性らしさが出る
ベーシックカラーのスーツは使いやすく、1つ持っておくと便利です。
ホワイトや原色カラーは、派手な印象を与えるため避けましょう。
3.ボタンの数は2つ以上のタイプを選ぶ
面接で使用する場合は、2つボタン以上のスーツを選びましょう。
2つボタン以上のスーツは、よりシャープなラインになるため、きちんと感や真面目感を演出できます。
逆に1つボタンのスーツは、より女性らしさを演出できますが、どちらかというとカジュアルな雰囲気が出るため、面接向きではありません。
また、女性の場合はスーツのボタンを全て留めることがポイントです。
ボタンが開いていると、だらしない印象を与えてしまう恐れがあります。
スーツを購入する際は、ボタンがしっかり留められるサイズを選ぶことが大切です。
4.インナーはシンプルなホワイトカラー
インナーは、シンプルな白のブラウスやシャツを選びましょう。
さまざまなスーツのカラーと相性がよく、清潔感が溢れ、爽やかな印象を与えます。
逆に、白やピンクなどの派手なカラーや胸元の開きが大きいインナーは面接には不向きです。
素材には光沢やツヤ感が出る、ポリエステルやレーヨンを選びましょう。
インナーの袖の長さは半袖~長袖まで使えますが、スーツの袖から出ないサイズを選ぶことがポイントです。
夏に使えるノースリーブインナーは、面接時にジャケットを脱ぐことを進められる場合があるため、使用は避けましょう。
5.靴のヒールは3~5cmがベター
面接に使用する靴は、ヒールが3~5cmのパンプスを選びましょう。
スーツとのバランスがよく、美しい足を演出できます。
カラーは黒がベター。
スーツと同系統の色味で合わせるのも統一感が生まれるのでおすすめです。
形はとがりすぎていないプレーンタイプで、装飾や柄のないシンプルタイプがいいでしょう。
パンプスの素材や光沢によっては傷や汚れが目立つ場合があります。
面接前に入念に確認・お手入れしておきましょう。
ヒール慣れしていない人は、安定感のある太いヒールがおすすめですよ。
ヒール先のゴムが削れていると、カツカツと音が鳴りだらしない印象を与えるため、事前に確認しておきましょう。