あなたは親や兄弟、親戚と縁を切りたいと思ったことはありませんか?
今回はそんな「もう血縁を切りたい...」と思ってしまうようなエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

就職を懇願する母

私が高校の卒業を控え、これからの進路を決める時に判明した話です。

1990年代後半の夏、私は、高校生で進路に悩んでいました。

大学に進もうか、専門学校に行こうかと決めかねていて、私の中には就職という選択肢はありませんでした。

そのことを母親に話すと私の想いも聞かず「就職して!」と言われました。

私は、自分の気持ちでは2種の仕事で迷いがあり、大学に進んで学ぼうか、専門に進む二択しか頭にはなく、そのことを相談したつもりだったので思いもよらぬ返答だったんです。

私が迷っていた二択の進路には資格が必要で高校を卒業し、就職を選ぶということは夢を諦めることになります。 二択の夢で悩んでどちらかを諦めなくてはならないことに悩んでいた私にとって辛いものでした。 どうしてもどちらかの夢を叶えたかった私は何度も母親に話をしましたが、母親は断固拒否でした。