【妊娠36週目の赤ちゃん⑤】子宮の中で動けなくなる!
この時期になると、赤ちゃんは頭が骨盤の中にすっぽりとセットされた状態になるうえに、子宮の中の羊水の量もかなり減ってしまいます。
そのために体を動かす余裕がなくなり、なかなか動きにくい状態になってしまいます。
【妊娠36週目の赤ちゃん⑥】胎動には個人差が!
妊娠36週目の頃になると、胎動にはどんな変化があるのでしょうか?!赤ちゃんの頭は骨盤の下の方にガッチリとセットされて、出産の準備が整います。
また、子宮の中の羊水の量もかなり少なくなっているので、自由にお腹の中で動いて胎動を起こせるような状態ではありません。
妊娠36週目の頃になると、胎動が落ち着いてくるというママもいます。
しかし、胎動には個人差があって、この時期でも活発に胎動を起こしている赤ちゃんもいます。
この時期には、赤ちゃんの手足もしっかりとしているうえに、羊水のクッションがなくなるので、赤ちゃんがママのお腹を押して胎動を起こした時に、手足の形がくっきりとママのお腹に浮かび上がる時もあります。
胎動が落ち着いてきても、この時期には胎動が全くなくなる訳ではありません。ママやパパの声も理解できているので、赤ちゃんに呼びかけて胎動を見せてもらうコミュニケーションをぜひたくさんとってあげましょう!
胎動カウントとは?
妊娠36週目の頃になると、産婦人科で胎動カウントを記録するように指示されることがあります。
胎動カウントというのは、赤ちゃんが起きている時に、ママが安静にした状態で、10回胎動が起こる時間を計るというものです。
家で行った時には、胎動が10回起こるのに40分から1時間以上かかる場合には、病院へ連絡するようにと言われる人もいます。
胎動カウントは、お腹の赤ちゃんに異常がないかを早期に発見できる手段となっています。
胎動カウントを行うように指示された時には、医師の指示に従って行うようにしましょう。
【妊娠36週目の赤ちゃん⑦】歩くようなしぐさは原始反射!
この時期には、エコーで赤ちゃんの足が、歩くような仕草を見せるのがとらえられることがあります。また、ママのお腹に光を当てると、そちらの方に顔を向けるようになります。この歩くような足の動きや光を追う動きというのは、原始反射で、赤ちゃんが正常に育っている証拠となります。
【妊娠36週目の赤ちゃん⑧】しわしわが取れて肌にハリが!
皮下脂肪が取れてきたことで、今までしわしわだった赤ちゃんの肌が、ハリを持つようになります。肌の色もピンクとなり、すっかり新生児と同じような感じになりました。もうすぐいつ生まれても大丈夫な準備が赤ちゃんの方も整います。
【妊娠36週目の赤ちゃん⑨】内臓機能が全て整う!
妊娠36週目になると、身体の中の内臓や器官もしっかりと機能が整い、外の世界に生まれてきても、自分の力で生きていくための機能をしっかりと備えるようになります。機能の発達が最も遅れていた肺もしっかりと働くようになっています。
【妊娠36週目の赤ちゃん⑩】むくみが取れる
腎臓や膀胱の機能がしっかりと働くようになったことで、この時期の赤ちゃんは、飲んだ羊水と同じ量のおしっこを出せるようになりました。今までは、飲む羊水の量の方が多かったために、体がむくみがちでしたが、おしっこの量が増えたことで、身体のむくみがしっかりとこの時期には取れていきます。