「人生、山あり谷あり」ということわざもあるように、浮き沈みがあるのが人生というもの。恋愛や仕事、人間関係…何がきっかけで良い方向にいったり、悪いことが起きたりするかはわからないものですよね。今回は実録シリーズ「人生の転機、上がったり下がったり」から、過去の人気記事を再録します(初公開2018年4月29日、情報は掲載当時のものです)。
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かつてはリッチな生活をしていた人も、経済状況の悪化で、見る影もなくなってしまうことってありますよね。
そんな、はかない世の常を目撃したという人の話を聞いてみました。
◆小さな映像制作会社で社長がワンマン
現在は、とある広告代理店でコンテンツ企画をしているY美さん(32)。10年前は小さな映像制作会社でADとして働いていました。
ADと聞くと馬車馬のように働くハードな仕事のように思われがちですが、その会社は一般企業のPR映像を主体に請け負っていたせいか、そこまで体力的にもスケジュール的にも厳しくなかったとY美さん。
「有給も普通に使わせてもらえたし給料も悪くありませんでした。そういう意味ではすごくホワイトな会社だったと思います。ただ、唯一の不満点があるとすれば社長がものすごくワンマンな人だったということです」