該当のユーザーは「”ゲイの韓国人男性”という言葉が、どうしたら”ハンサムな韓国人男性”に翻訳されるのか。留学中に体験する人種差別的な発言のようで腹が立つ。私の目には皮肉にしか見えない」と綴った。

続けて「あまりにも多くの誤訳を目にするので他の翻訳も信頼できない。さらには差別的な発言を肯定的な意味に変更したのは視聴者たちに肯定的な様子を見せるため意図的に変更したのか? そうでなければ、正しい翻訳もできないのでは?」と問題を提起した。

また、他の留学生も”混血発言”に対して「アジア人の容姿は優れていないから、ハンサムなイ・ソジンは混血だと無意識に断定しているような発言だ。このことから、普段からどれほどアジア人に対して差別が激しいのかが分かる」と不快さを表わした。

パク・ソジュンとイ・ソジンを’ゲイ’呼ばわり?波紋を呼ぶ『ユン食堂』の字幕
(画像=TOPSTAR NEWSより引用)

“ゲイ発言”についても、特に西洋では、前髪を下ろして髪を整え、スタイリッシュに見えて、スキンケアやファッションに強い美意識を持っている”メトロセクシャル”のようなスタイルをしている韓国人男性がゲイと呼ばれる傾向にあるという。

該当の映像は、3年前の放送時には議論にならなかったが、最近新型コロナウイルスのパンデミック以後、アメリカなどでアジア人に対する偏見や憎悪が元で引き起こるヘイトクライムーー嫌がらせや暴行などの犯罪行為が報じられるようになり、今回『ユン食堂2』の映像も再注目されることになった。

番組側はこの件に関して公式コメントを発表していないが、これらの論議が強まると公式YouTubeから該当の映像を削除した。

パク・ソジュン

韓国の人気俳優パク・ソジュン。本名はパク・ヨンギュ。1988年12月16日生まれ。

2011年、B.A.P出身バン・ヨングクの楽曲『I Remember』のMVでデビュー。 初出演ドラマは『ドリームハイ2』(2012)。

以降、ドラマ『魔女の恋愛』(2014)、『キルミーヒールミー』(2015)、『花郎<ファラン>』などに出演、”主演俳優”としての地位を固めた。

提供・Danmee



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