子犬のシャンプーはいつから?お風呂の頻度は?

ドッグサロンの場合は利用条件時期・期間を過ぎたならいつからでも可能!

子犬に初めてのシャンプーをさせる時に利用する飼い主も多い「ドッグサロン」ですが、子犬の頃はいつから利用できるのかわからない方も多いことでしょう。ドッグサロンを利用する時には「子犬が生後何か月であるか?」「ワクチン接種は完了しているか?」などといった利用条件・頻度が用意されている場合がほとんどです。

様々な家庭の犬が集まるドッグサロンでは、犬同士のトラブルや感染を防ぐために、ワクチンやノミ予防を完了しているかどうかはどのサロンでも重要になります。またお風呂やトリミング利用時のストレスを考慮し、生後3ヶ月以下の子犬は利用不可能となっているサロンも多いので、予約時に利用の仕方を確認しておきましょう。

自宅でのお風呂・シャンプーは家に慣れたらいつからでも良い

「サロンで初めてのお風呂やシャンプーをする時間がない!」という飼い主のなかには、いつからでもできるからという理由で自宅の浴室で子犬をお風呂・シャンプーする方も多いです。しかし家に迎えてすぐの時期は、子犬が新しい環境や飼い主に慣れておらず、お風呂を怖がってしまったり、体調を崩してしまうことがあります。

ペットショップやブリーダーからの受け渡し前にシャンプーなどでキレイにしてから渡すのが普通ですから、自宅に迎えてすぐに初めてのシャンプーをする必要はほとんどありません。子犬が家や飼い主にしっかり慣れていて健康状態が良ければ、いつからの時期でもシャンプーをすることができますよ。

シャンプーの時期・頻度は月1~2回程度にすること!

初めて子犬を飼う方は「子犬をいつからどの程度お風呂に入れるか」で悩む方も多いです。子犬の場合は、人間と同じような仕方で毎日シャンプーをすると、汚れだけでなく必要な皮脂まで落としてしまううえ、高い頻度のシャンプーは身体・精神に過度な負担をかけてしまうため、頻度の目安は月1~2回程度にしておきましょう。

子犬のシャンプーの洗い方の手順やお風呂に入れる時のコツは?

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方①シャンプーは汚れた部分だけ使う

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方1つ目は「シャンプーは汚れた部分にだけ使う」です。子犬の頃のシャンプーやお風呂は子犬にとっては肉体的・精神的に大きな負担がかかってしまうため、全体を洗うのは極力控えるようにしましょう。ウンチや散歩中などで汚れが目立つ足・お尻などだけにシャンプーを使用しましょう。

また子犬のシャンプー時には、洗面器などにお湯を溜めておき、子犬が怖がらないようにお湯をかけながらシャンプーを行うと楽にシャンプーができますよ。シャンプーは子犬用のものがありますが、慣れていない時は薄めたものを使用するようにしましょう。泡を利用して、優しくマッサージするように洗うのがポイントです。

また、全身をシャンプーしなければならない時は、できるだけ手早く・優しく行うようにしましょう。顔周りはシャンプーが目に入らないようにするために、ひどく汚れていない限りはシャンプーは使わず、洗い方としては濡らした柔らかい布などで優しく拭いてあげる程度にしましょう。

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方②シャワーでのすすぎはしっかり!

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方2つ目は「シャワーでのすすぎ」です。子犬の時期はシャンプーの刺激が強い場合が多いため、シャンプー後のすすぎをしっかり行わなければ、シャンプーが皮膚に残ってしまい、皮膚が炎症を起こしてしまう場合があるため、注意しましょう。上から下にかけてシャワーをかけていきます。

子犬のシャンプーの洗い方のコツは、シャワーをできるだけ子犬の身体に密着させるようにすることです。子犬は音に敏感なため、シャワーの音でも驚いたり怖がってしまうことが少なくありません。そのため、子犬が安心できるように、軽めにお湯を出したシャワーのヘッド部分付近を握り、子犬の身体に密着させて流しましょう。

また、シャワーの温度も重要であり、目安としては人がぬるいと感じる37~38度がおすすめです。人間にとっては気持ちよく感じる熱いお湯は、子犬にとっては体温を過度に上昇させてしまい、子犬の体力低下・体調不良の原因になりますので、子犬をシャンプーする前に、手などで温度を計りながら調節するようにしましょう。

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方③お風呂の後はすぐタオルで拭く

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方3つ目は「お風呂の後はすぐタオルで拭く」です。子犬は体温調節が苦手なため、お風呂やシャンプーの後はすぐにタオルを当てて水気をとりましょう。お風呂上りの人間が濡れたままだと風邪を引くのと同じように、子犬も体温がどんどん奪われてしまい、体調を崩してしまいます。

タオルで強くゴシゴシ拭いてしまうと皮膚が傷付いてしまうため、タオルドライの時は優しく拭くようにしましょう。また、ほどよく水気がとれたら、ドライヤーをかけます。しかし、人間とは違い「早く乾かしたいから」といってドライヤーの熱風を子犬に直接当てるのは火傷の原因になりますので、ゆっくり優しく行いましょう。

子犬にドライヤーをかける時のコツは、ドライヤーの風は低めの温度に設定し、飼い主の手に当たった風が間接的に子犬に当たるようすることです。濡れた部分がなくなるまで、時間をかけて行いましょう。また、お風呂やシャンプーなどが終わったら、おやつなどでしっかりほめてあげることを心がけましょう。

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方④シャンプー後のブラッシング

子犬のお風呂の仕方・シャンプーの洗い方4つ目は「シャンプー後のブラッシング」です。チワワなどの短毛種に比べると、プードルやマルチーズなどの長毛種はシャンプー後のブラッシングが大切になってきます。

特に被毛の性質上、毛玉ができやすいプードルはブラッシングをしながら乾かさないと被毛がからまってしまうため注意しましょう。日頃から毛玉や毛のもつれを防ぐためにも「いつからシャンプーをすべきか」だけでなく、ブラッシングの頻度にも気をつかうようにしましょう。