犯人が身内だった
母親にすぐに電話をすると「空き巣に入られたかもしれないから、すぐに警察に電話しなさい!」と言われ、電話をかけようと思ったのですが、兄の部屋からテレビの音がしたので兄がいると思い念のため兄にも「私の部屋にあったお金が盗まれてるから、警察に電話しようとしてる」と言ったら、兄が「それはやめろ」と言うので、「なんで?」と問うと「俺が取った」と言うのではありませんか。
まさか実の兄にお金を盗まれたなんて考えられず、何も言えないまま涙が出ました。
その場ですぐ母親に電話すると「お兄ちゃんが?ほんと?」と声が震えていて気が動転していました。
兄は結局、私から盗んだお金で後輩を誘って食事に行ったり、買い物へ行ったりと一瞬で使い切ってしまったようです。
私が何年もかけて貯めたお金を、盗んでまでして一瞬で使い切り「現金を部屋に置いておく方が悪い」とまで言われ、謝罪の言葉もなく、こんな泥棒は血縁を切りたいと思いました。
その後、兄が大学を卒業し実家を離れる際「迷惑かけたな」と盗まれた現金40万円を返してもらいました。
あと2万円足らないけどと思ったのですが、これで縁が切れる手付金だわと思い何も言いませんでした。
それ以来ずっと兄とは疎遠です。
(30代・女性)
今回は、縁を切りたくなる本当にあった信じられないエピソードについてまとめました。
自分の周りや街で見かけたあの人も実は様々な過去を持っているかもしれませんね。
文・fuelle編集部