共働きは年収対比で負担をシェアしよう

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夫婦別財布にすると決めたら、項目ごとに負担するにしても共同口座を作るにしても、「それぞれ年収はいくらか」「どちらがいくら負担するか」を事前に必ず確認しましょう。

年収をシェアして家計負担の割合を決める

最もシンプルな方法が「年収シェア」です。それぞれの年収額を開示し、年収に応じて家計の負担額を決める方法です。夫婦で年収が違うのに、それぞれが同じ金額を毎月家計に入れるとしたら、年収が少ない方が不利で負担が大きくなってしまいます。

また、毎月の収入に変動がある場合やボーナスを貯蓄として家計に入れるという場合は、夫婦それぞれ年収の〇%としておくと、柔軟に対応することが可能です。

干渉するのではなく共有するイメージで

お互いに年収を開示することは、お互いの収入に干渉するようで抵抗があるという人もいるかもしれませんが、収入を共有してお互いの負担額について意見を出すことは夫婦で家計管理を行ううえでとても大切です。収入の変化や貯蓄額について定期的に共有しながら管理していきましょう。

家計のお金の流れが明確であれば、目標も立てやすく、節約する場合にもどこから手をつけたらよいかわかりますね。

一方が非協力的だと夫婦別財布は失敗する

夫婦別財布はお互いが協力し合うことで成立する方法です。片方の負担が大きかったり不満を抱えたりしているようでは上手くいきません。不満を抱えた状態が続けば、夫婦の信頼関係にも影響しかねません。手遅れになる前に手を打つようにしましょう。

夫婦別財布の成功秘訣はルール化と信頼関係

夫婦別財布はしっかりとしたルールを決めていれば、共稼ぎ家庭の家計管理法として失敗することは少ないでしょう。前提としてお互いが協力し合い、信頼関係があってこそ成り立つものだということも忘れないようにしましょう。夫婦でしっかり話し合い、納得したうえで家計の管理を進めていきましょう。

提供・UpU

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