歴史に残るような長期的な自粛、そして経済危機…。2020年は私たちの働き方も意識もとても大きく変わるきっかけになりました。そこで今回は、テレワークになって気づいた「これまでの仕事で必要のなかったこと」についてアンケート。今後の働き方はどう変わるのでしょうか?

先日、Cinq読者100名にアンケートを実施。テレワーク経験者に「テレワークになって実際どうだった?」を聞いてみました。その結果、自宅を仕事をしていても問題なかった/意外と大丈夫かも! と答えた人はなんと全体の87.5%という結果に。

Q1.リモートワークになって
とても困った12.5%
意外と大丈夫かも! 40%
問題なかった 47.5%

出典: https://cinq.style

これまでは毎日オフィスに通って仕事をするのが当たり前となっていましたが、今後も継続してテレワーク(+通勤)を希望している人が多いこともわかりました。

Q2.今後の働き方は
オフィスで仕事したい 3.5%
リモート+オフィス出勤が理想 70%
完全リモートワーク希望 26.5%

出典: https://cinq.style

そこで今回は、自宅で仕事をしていて気づいた「これまで無駄だったこと」について紹介。過去になかった自粛期間の経験により、今後の働き方や、仕事への姿勢にも多様化が進んでいます。これまでの“当たり前”について考える時かもしれません。

オフィスに通って仕事をこなすこと

オフィス以外で仕事ができるような環境になって、メリットだと思ったことをきくと、「通勤がなくなった」「満員電車に乗らなくて良い」と答える人が非常に多くなりました。

往復1時間ずつ通勤に費やしているとすると、1日で2時間の時間を通勤時間に当てていることになります。それがなくなったことにより睡眠時間が増えたり、プライベートが充実するといった実感を持っている人が多いことがわかりました。

みんなの意見

「通勤時間がないことが本当に嬉しい。1時間ゆっくり寝られるようになりました」

「これまでは電車の遅延や乗り継ぎなどを見越して必要以上に早く出社する日々が続いていましたが、それがいかに必要のなかった努力なのか…と感じます」

「満員電車で痴漢に遭うこともないし、暴言を言うような人と出会うこともないので、朝のストレスがとにかく減りました!」

無駄な会議が多かったこと

また、会社での会議やミーティングなど、必要以上に予定を増やしていたのではないか? という声もありました。社内の多くの人に意見をもらおうとすることはもちろん悪いことではありませんが「これって私が参加する意味あるの?」というような打ち合わせに付き合っていたことがなくなり、より仕事がスムーズに進むようになったという意見も。

みんなの意見

「共有を省くために打ち合わせや会議で必要以上の参加人数を募っていたのではないか? と思いました。オンラインでのミーティングになってからは、各々が大事なポイントをメモしているので、議事録係も必要なくなり、事前に印刷しておかなければいけない資料などもなくなりました」

「本当に必要なものに関してはオンラインで参加し、それ以外のものは断るようになりました。また、通話は繋ぐけれど、こちらの設定はミュートにして“ながら聞き”しながら他の仕事を進めることもあります。優先順位がつけられるのは良いですね」