スーパーの食品売り場などで最近よく見かけるようになった『フェアトレード』のラベルが入っている食品類や日用品類。

この記事では、最近よくお店で見かけるようになったフェアトレードコーヒーを買って飲むメリットについてご紹介します。フェアトレードって何だろう? なんて思っている方は必見です!

フェアトレードとは?

私たちがフェアトレードコーヒーを買って飲むメリットについて
(画像=Cafendより引用)

『フェアトレード(Fair Trade)』は、直訳すると「公正な貿易(または取引)」ですが、私たちの身近な存在におけるフェアトレードは、開発途上国で栽培されたり、生産されたりするものを質にあった妥当な価格で、取引を続けていくことを指しています。高品質なものであると判明した場合は、市場価格の平均以上の価格で取引がされることが見込まれます。

仮に国や世界の経済が悪くなっても、取引をする際に最低価格を定めていることもあり、生産者の生活の保障ができるのも特徴の一つです。

このようなシステムにより、生産者の生活の向上を促し、より多くの生産に携わる人たちを育成することも可能となっています。そのサイクルによって生産国の経済発展へとつながっていきます。

私たちが購入できるフェアトレード商品は、コーヒーや紅茶、チョコレートなどの食品や花やアクセサリーと日用品などと実に幅広いものが対象となっています。

フェアトレードのコーヒーについて

私たちがフェアトレードコーヒーを買って飲むメリットについて
(画像=Cafendより引用)

コーヒーはフェアトレード市場のシェアを占めている代表的な商品の一つですが、実際に流通しているコーヒーは一体どのようなものでしょうか。

世界のコーヒー豆の主な生産地は、ブラジルやコロンビア、グアテマラといった中南米、東ティモールが中心となっていて、フェアトレードの認定を受けたコーヒーはオリジナルのラベルが表示されています。

日本は無印良品やイオン、カルディなどといった、おなじみの有名企業がオリジナルのフェアトレードの商品を販売していることもあり、近年、フェアトレードの認知度が高まっています。

実際に自宅やオフィスで抽出したりするコーヒー豆や粉、コーヒーショップでも販売されています。設定されている商品の価格には生産国の貧困の格差をなくし、発展へとつなげる経済支援も含まれています。