やりたいことリストは自分の人生において100個のやりたいことをリストアップし、実現に向けて動いていく自己啓発方法の一つです。どんな書き方をすればいいのか、考え方とともにお届けします。自分がポジティブでいられるよう、自分を変えたい人におすすめのリストアップ方法です。
やりたいことリストの作り方を学ぼう
仕事をしている人の中には「ToDoリスト」をつくって、今日一日にやるべきことをリストアップしている人もいることでしょう。「やりたいことリスト」とはToDoリストの人生版といっても過言ではありません。
一般的な考え方としては「死ぬまでにやりたいこと100個」をリストアップして、それを一つずつ解決することを指しています。やりたいことリストの書き方やおすすめの項目例などをまとめています。生活や人生において豊かになる、可能性を秘めているリストの作り方を覚えておくとよいですよ。
やりたいことリストを作成すると良い理由
やりたいことリストはただ項目を達成させるだけではありません。「やりたいことを達成するにはどうしたらいいか」「何に挑戦すればいいか」という、ゴールに向けたプロセスを考えるきっかけにつながります。
なぜ、やりたいことリストに記載したいのか、その理由も深堀りできれば、自分がいま何を欲しているのかという内面にも気付けるメリットがあります。
やりたいことリストの作成するおすすめの理由を知ると、あなたも手帳やノートを準備したくなりますよ。
夢が実現できる
やりたいことリストに記載したことは、その人の「夢」です。死ぬまでに実現すべきことなのだから、目の前の小さな「やりたいこと」だけではなく、何年もの時間をかけて達成させたい項目も出てくるでしょう。
その中の一つが達成できたときには「夢が叶った」と判断できるのではないでしょうか。これがおすすめの理由です。
どんどん夢が叶っていくことを経験すると、運を引き寄せやすい体質に変わるというような、思わぬ副産物も手に入ることもありますよ。
前向きに挑戦意欲がわく
やりたいことリストの作り方で、例えば「自社プロジェクトマネージャー(PM)になる」と書いたとします。
PMになるには、いくつかの資格を取得することやPMになるための知識を取得する必要があるでしょう。
やりたいことリストを達成させるためには、超えるべきハードルがあるので、それに向けた挑戦意欲がわきます。
気が付けば、一つのやりたいことリスト達成のためにいくつものハードルを越えている自分に気づくことでしょう。これもおすすめの理由のひとつです。
ポジティブな自分に変化できる
やることリストを実践している人の多くは、やることリストの項目を叶えるために「やるぞ!挑戦するぞ!」という気持ちになれるのではないでしょうか。
常に「100の項目」を意識しているため、ポジティブな思考を持つ自分に変化するのがおすすめの理由です。
100の項目を達成していくうちに貯金がたくさんたまったり、転職が成功しさらに前向きな考え方を手に入れたりというように、自分の考え方や価値観自体が大きく変わっていきますよ。
ポジティブな思考はその人を笑顔にさせてくれるので、人脈にも恵まれていくことでしょう。
達成感を実感できる
やることリストでは、達成できた項目に抹消線を引き夢が叶ったことに感謝します。実践者の中には「ありがとう!」とリストに書き記して抹消することもあるようです。
100個の項目の中で1つずつ達成できたら、どんどん「ありがとう!」の言葉が増えていきます。達成感を実感できるし、ほかの項目もどんどん叶えていきたい!と欲張りな気持ちも生まれていくことでしょう。
達成感を実感できることがおすすめの理由です。でも、「急いては事を仕損じる」ということわざ通り、無理せずにゆっくり構えて夢を達成させるのはおすすめです。
やりたいことリスト作り方項目例《仕事》
自分が携わっている仕事の中で「本当に今のままでいいの?」と自問自答していることもあるのではないでしょうか。
立ち止まっている状態であれば、やりたいことリストで自分の内面を深堀りしていきましょう。生活の中でもそうです。今の六畳一間のアパート暮らしでいいの?と思ったらやりたいことリストの出番です。
生活や仕事など「今ここにいる自分」が達成すべき事柄を見つめていきましょう。リストにするおすすめの作り方例や方法をヒントにしてくださいね。
仕事面での作り方例:3年後の自分を想像
3年後、あなたはこの職場で何をしているでしょうか。3年後の年齢や立場などを想像してみましょう。あなたが今あこがれる上司やポジションはありますか?
例えば「プロジェクトマネージャーになる!」や「総括リーダーになる」などをやりたいことリストに記載しましょう。
3年後、あなたのイメージが現在の職場になければ、転職をやりたいことリストに書き込んでもいいですね。この場合どのような職場に転職するか、企業名も詳しく考えていくことをおすすめします。
収入面での作り方例:今の収入に満足しているか
今の収入に満足できていれば、今の仕事に満足できているといえるでしょう。では、3年後の自分ならどうでしょうか。
中堅社員ではなくそろそろ昇進のチャンスも目の前にあるのではないでしょうか。もう少しだけ収入を得たいという場合、どのような道があるか考えてみましょう。
資格取得・昇進・転職などいくつかのやりたいことが具体化されていきますよ。おのずと、収入アップのために「やりたいことリスト」の数が増えてくのではないでしょうか。
あくまでも希望なので、少し貪欲になるとよいですよ。
資格面での作り方例:どんな資格を取得したいか
自分が仕事で大成するために、資格が必要だとしたらどんな資格になるでしょうか。やることリストには「○○資格を取得する」と記載するとよいでしょう。
何か備忘録として記載したいことがあれば「資格取得で昇進確定!」など未来の設定変更をすることもおすすめです。
やりたいことリストには、未来を変えたいことなども記載していくと、どんどんと自分の向かう道が定まっていきますよ。
あなた自身のやりたいことリストなので、希望などをどんどん書き込んでいきましょう。
やりたいことリスト作り方項目例《生活》
生活の面では、身の回りのことや家族のことをどうプロデュースしたいのか、やりたいことリストに記載することをおすすめしています。
暮らしや生活資金のこともこの項目に入るでしょう。家族にはどうなってほしいか、自分の暮らしをグレードアップさせたいかなど希望がある場合は、どんどんやりたいことリストに書き込んでいきましょう。
リストアップすることで「今の生活の不満」などが可視化されることがあります。こういったことに気付けると、自分のふるまいなども見直すチャンスにつながることでしょう。
日常面での作り方例:欲しいものはある?
「死ぬまでにやりたいこと」のリストとは少しかけ離れてしまうかもしれませんが、今欲しいものや買うべきものに関して、やりたいことリストに記載することもアリですよ。
例えば「冬物コートはブランドものにする」や「イタリア製の食器で食卓を囲めるようにする」といった大きなことはもちろん、「あの家具店の椅子を買う」というような身近なものでも構いません。
やりたいことリストの中に、欲張りな自分がいてもいいでしょう。そんな自分に気付けるのもリストの効能なのです。
生活面での作り方例:家族をどう思っているか
既婚者だったら、どのような生活をしたいか家族をどのようにしたいかを考えていくと、やりたいことリストに書きたいことが浮かんでくることでしょう。
例として「わが子にアクロバットを習わせて、芸能事務所に履歴書を送る」でもいいんです。
もちろん、子供自身の希望もあるので叶わないかもしれませんが、家族のこともやることリストに書き込みと、自分自身の生活に張り合いが生まれます。
子供を大学に行かせるためにはどうしたらいいかなど、次のミッションを考えていくことも、やることリストの醍醐味です。
暮らし面での作り方例:今の生活は満足か
今現在、あなたの生活は満足ですか?例えば「もう少し広い部屋に住みたい」など今の生活から少しだけレベルアップしたい場合は、その願いをやりたいことリストに記載しましょう。
どうしたら自分自身が満足できるか、満足できる状態はどんな生活なのか、自分自身の今としっかり向かい合うことをおすすめします。
そうすることで満足するために何をすべきなのか、今立ち上がるべき行動なども浮かび上がってくるはずです。これも、やることリストの効能といえるでしょう。