【12月】時候の挨拶におすすめの例文|下旬
12月下旬の季語は「冬至」、「歳末」、「年末厳寒」などです。冬至はおおむね12月22日~1月4日頃の二十四節気です。年末年始を通じて利用できる言葉なので、覚えておくとよいでしょう。
また、年末を表す「歳末」は「歳晩」や「月迫」といった言葉に言い換えることができます。1年の終わりのシーズンなので、時候の挨拶にもそういった言葉が好まれます。
12月下旬に仕事で使いたい時候の挨拶
- 歳末の候、ご清祥のことと存じます。
- 年末厳寒のみぎり、貴店ますますご隆盛のことと慶賀の至りに存じます。
- 冬至のみぎり、年末にかけてよりご多忙と存じます。
年末にまつわる季語を使った時候の挨拶は、フォーマルなシーンでも使いやすいものの1つです。年末年始は特に忙しい会社が多いので「ご隆盛のこと」「ご多忙」といったフレーズがマッチします。時候の挨拶の後にはその年のお礼を続けると、感謝の気持ちも伝わる文章になるでしょう。
12月下旬に目上の方へ送りたい時候の挨拶
- 早いもので今年も終わりが近づいてまいりましたが、ご家族の皆さまはお変わりありませんか。
- 年の瀬が間近に迫ってきましたね。お元気でいらっしゃいますか。
- 年末の頃となりましたが、ご機嫌はいかがですか。
このシーズンは上記の例文と同様、目上の方への時候の挨拶も年末にまつわるものがおすすめです。大掃除や年賀状などの季語を絡める例文も人気ですが、場合によってはお相手を急かしてしまう場合もありますのでよく吟味するほうが無難です。
12月下旬に贈る親しい方への時候の挨拶
- 娘たちが冬休みに入り、にぎやかな日々を過ごしています。お元気ですか。
- お鍋の美味しい日々になりました。皆様お変わりありませんか?
- 愛犬もストーブの前が定位置の毎日です。その後、いかがですか?
仲のよい方への時候の挨拶には、こちらの暮らしぶりや日常の風景をさりげなく伝えるものも素敵です。特に離れて暮らす祖父母や親戚へのお手紙には、季節感のある文章に加えてお子さんや家族にまつわる言葉を選ぶと喜んでもらえるでしょう。
12月下旬のお子さんが喜ぶ時候の挨拶
- クリスマスパーティー、楽しかったみたいだね。元気に過ごしていますか?
- 冬休みの宿題、がんばっているかと思います。〇〇ちゃん、そしてパパ・ママは元気ですか?
- 今年もそろそろ終わるね。1年間、楽しかったですか?
年末年始は、大人の方にはもちろん、お子さん向けに手紙を書く機会というのも増えるものです。お子さん向けのご挨拶は、分かりやすく、そして優しい口調で書くと親しみが出ます。クリスマスや宿題、お年玉といった子供になじみのある季語を交えるのも、よいでしょう。
【12月】時候の挨拶におすすめの例文|まとめ
12月のお手紙を書く際の参考にしていただきたい、例文をお届けしました。12月は贈り物やご挨拶シーンも増えるので、季語を交えた丁寧な時候の挨拶や結びの言葉はいくつか知っておくと手紙もスムーズに書けるでしょう。
仕事、家事、育児に忙しくなりがちな12月には、思いやりあふれるお手紙をもらうと嬉しいもの。ぜひご紹介した例文を参考に、手紙を受け取った方が喜んでいただけるメッセージをしたためてみてください。
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