キャリアアップや転職に有利な資格
キャリアアップや転職に有利な資格としては、
- FP
- TOEIC
- 日商簿記検定2級~3級
が代表です。
FP
国家資格であるFP(ファイナンシャル・プランニング技能士)は1級~3級まで幅のある資格です。
キャリアアップや転職にはFP2級以上に合格する必要があります。
FP2級には受験資格が必要で、FP業務にまったく携わったことのない人はFP3級の取得から始めましょう。
FP2級を取得するためには、150時間~300時間必要です。
合格率は40~45%前後で、目標をもって勉強することが必要な資格といえるでしょう。
銀行や保険などの金融業界、不動産業界で既に働いている人には資格手当がつく場合も多く、資格を取得することで年収アップも期待できます。
また、FP2級以上が募集条件となっている企業も多いため、転職に有利な資格といえるでしょう。
TOEIC
海外出張や海外赴任が想定される企業では、TOEICの点数を最重要視しているというアンケート結果もあります。
そのため、TOEICの点数は転職やキャリアアップのために有利になります。
転職やキャリアアップで有利な点数は最低でも600点です。
事務のスキルがまったくない場合には、TOEICスコアが600点以上あっても採用されにくいということも注意しておきましょう。
日商簿記3級・2級
簿記3級の学習目安は約70時間です。
毎日2時間勉強したとして約1ヶ月程度で取得可能で、スキマ時間での取得も狙えます。
簿記2級の学習目安は約200時間です。
毎日2時間の勉強をすれば、約3ヶ月で合格圏内に入れるでしょう。
簿記3級の合格率は約40%となっており、中程度の難易度といえます。
簿記の知識はビジネスには必要不可欠です。
資格を保有しているだけでビジネスの仕組みを理解しているということを証明することができ、転職に有利です。
また、簿記3級が活かせる資格は多く、経理や会計事務などさまざまな企業で重宝される資格といえます。
簿記3級を足がかりにすれば、税理士や会計士など他の資格の勉強がしやすくなるというメリットもあります。
一生食べていける資格
取得すれば安定して稼ぐことができ、一生食べていける資格は以下の3つです。
- 保育士
- 准看護師
- 土木施工管理技士
それぞれ詳しく解説します。
保育士
保育士は前述したとおり、求人が豊富で引く手あまたです。
保育士の賃金が低いことが問題にはなっていますが、資格さえ持っていれば職に困ることはありません。
保育士は正社員での求人の他にも、午前7時から正午まで、午後4時から8時までなどパートタイムでのの求人も豊富にあり、ライフスタイルに合わせた時間帯で働くことができるのも魅力です。
准看護師
准看護士の資格を取得するためには准看護士養成所や専門学校に通学します。
全日制や半日制の学校を選べるので、働きながらも取得することが可能です。
看護業界は人手不足なので、就職先に困ることはありません。
准看護士は資格が取得しやすく、准看護士として働きながら、正看護師を目指すことも可能です。
土木施行管理技士
土木施工管理技士といえば、男性の仕事だというイメージがあるのではないでしょうか。
建築業界は慢性的な人手不足に陥っており、「女性歓迎」「女性も活躍中」である企業が多くあります。
土木施工管理士の仕事は、主にトンネルや河川等の土木工事です。
近年土砂災害や地震などの自然災害が多く発生しており、ますます需要の高まる職種とされています。
受験資格は、一次試験は17歳以上であればだれでも受験可能です。
二次試験は最終学歴によって異なる実務を経験する必要があります。
建築業界自体が人手不足であり、特に土木施行管理は求人が多くあります。
女性の土木施工管理者はまだ多くはありませんが、意外とねらい目の資格といえます。