リウマチ予防・悪化予防のためのヨガフロー

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

1.関節のウォームアップ

手首や足首回し、手指や足指を一本一本ほぐす動きからスタート。

体の末端を優しく動かした後は、首、肩関節、股関節、と体の大きい関節を回すなどしてウォームアップをします。

2.立位のポーズ(4〜5つ)を行う

山のポーズ、深い前屈のポーズ、ランジ系のポーズ、三角のポーズ、戦士のポーズなどヨガの基本的な立位のポーズを行いましょう。

その際に足の指をしっかり広げてマットをグリップするようにすること、膝の向きを常に足指と同じ方向に向けるように意識するようにして、関節を活性させ、歪みを少しでも正しいポジションに持っていくようにしましょう。

立位のポーズは体重増加抑制の効果もあります。

太り過ぎはリウマチ症状を悪化させますので、適正体重を維持するためにも立位のポーズはできるだけ行うようにします。

3.座位のポーズ(4〜5つ)を行う

長座前屈、開脚、ねじり、合蹠のポーズ、ライオンのポーズなどで座った状態でも関節を意識して動かします。

特にライオンのポーズは手指をパッと広げて、顔の関節や目の神経にまで良い影響を与えるので、クラスで登場することは少ないポーズですがおすすめです。

4.呼吸法または瞑想

リウマチを悪化させるものに喫煙があります。

禁煙するのはもちろんですが、呼吸法をしながら鼻から入った酸素が体の隅々に届くイメージを持って、じっくり呼吸する時間を持ちましょう。

もちろん瞑想ができる人は瞑想することでも自律神経系が整い、免疫の調整にも効果的です。

上記のような流れで、1回15分〜30分程度のヨガを毎日〜週に3回程度継続すると緩やかな効果が感じられはず。

また、リウマチ専門のヨガクラスはなかなか見つかりませんが、インストラクターは対応できる人が多いので、お気に入りの先生にプライベートでレッスンを頼んでみると良いでしょう。

まとめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

関節リウマチは治らない病気ではなく、早期発見で寛解から完治を目指せるものに変わっています。

そして、40代の女性は発症のピークの年代を迎えているので、今症状がなければ予防のためにも上記でご紹介したようなヨガを続けるとリウマチ予防はもちろん、発症したとしても悪化を抑制することに貢献してくれるはずです。

提供・yoganess



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