過去や現在、未来に至るまでわかってしまうという手相。深層心理が手相にも反映されるとあって、自分でも気づかなかった能力や才能を知ることもできます。今回ご紹介するのは妊娠線。どこに出るのかというと、なんと恋愛線のことを指しているのだそうです。しかも妊娠する年齢まで知ることができますよ。一体どういうことなのか、さっそくお話していきましょう。
手相とは
妊娠線や恋愛線についてお話しする前に、まずは手相について解説しておきましょう。手と脳とは密接な関係にあり、脳の状態が手に現れるという考えをもとに考え出されたのが手相です。
自分の考えである顕在意識だけでなく、無意識の世界である潜在意識も手相に現れるといわれていて、自分について深く知るための占いとして知られています。
手のひらに刻まれた線の長さや濃さ、形、そして手のひらのどの部分に線が現れたかによってその人の持つ運勢や才能、能力、人生の流れを知ることができますよ。
妊娠線と恋愛線は一緒って本当?
手相について説明したところで、次は妊娠線と恋愛線についてお話していきましょう。そもそも妊娠線と恋愛線が同じということはあるのでしょうか?一体どこに現れる線なのかさっそく解説していきます。
恋愛線って何?
恋愛線とは感情線から生命線に向かって出る線のことを言います。恋愛線は相手に対する愛情が高まると出てくる線で、恋愛をしていてもそれほど気持ちが盛り上がっていなかったり冷めていると恋愛線は出てきません。ちょっとおもしろいですよね。
片思い中でも相手に対する気持ちが強くなれば恋愛線が刻まれ、付き合っていても相手に対する気持ちが薄ければ線は現れません。線の長さや濃さはその時の気持ちに比例するため、想いが強いほど長く濃い線が手のひらに現れます。
10代のうちは短い恋愛線が刻まれやすく、20歳以降からは長い恋愛線が入るパターンが多いようです。線が切れ切れであっても、恋愛線であることには変わりありません。もし感情線より上のほうから恋愛線が流れ込んでいたら縁の深い相手であることを表しています。もしかすると運命の相手のなのか!?
妊娠線と恋愛線は一緒?
手のひらに現れる恋愛線は、結婚後は妊娠線と呼ばれるようになります。そのため、恋愛線と妊娠線は同じで、結婚をしているかどうかで呼び方が変わるのです。手相を見てもらうときに結婚をしているかどうかを聞かれるのは、妊娠の可能性を探るためでもあるんですね。
妊娠の時期はどうやって分かる?
手相が見れる人に言わせると、妊娠線を見れば妊娠の時期がある程度分かるのだそうです。ではどうやって時期を判断するのかご紹介していきましょう。
生命線を見れば一目瞭然
妊娠の時期を見るときは、生命線のどのあたりに妊娠線が入っているかが重要です。
手相では『流年法』と呼ばれる技法があり、何歳でどんなことが起こるのかを読み取ることができます。運命線でも流年法を使って未来の出来事を予測することができるのですが、今回は妊娠の時期ということで生命線を使って時期を探っていきます。
生命線は親指の付け根あたりから手首に向かって親指を囲むように入っている線のこと。生命線を見るだけで、その人の体調や体質、寿命、幸運期、勝負期などいろいろなことが分かります。
まずは人差し指の付け根の幅を基準にして、生命線を区切っていきます。親指側である出発点を15歳とし、人差し指の幅ごとに21歳・29歳・40歳・55歳・81歳となります。さらに1つの幅の真ん中が18歳となり、その後は25歳・34歳・47歳・67歳・100歳になります。
この方法で妊娠線が生命線に流れ込んでいる時期を割り出すことで妊娠する年齢を知ることができます。
「必ず妊娠している」とも限らない!?
最初に触れていますが、妊娠線は恋愛線でもあり、愛情が高まったときに現れます。そのため、結婚後も別の人が好きになればこの線が現れます。
もし妊娠をしていないのにこの線が現れている場合には、仕事や趣味など何か熱中することができたり、妊娠以外の幸運が訪れる可能性を表しています。妊娠に対するエネルギーがほかに使われていると思ったほうが良いでしょう。