手相占いの中でも一番よく知られているであろう生命線。二股に分かれた生命線や、途切れていたりする場合は?長ければ長生きするなんていうけれど…?わかりやすいからこそ気になる生命線の基本の見方から右手の見方・左手の見方、特殊な見方もそれぞれまとめました。
【手相の基本】生命線って?
生命線の基本の見方
手相の中でも最も有名な「生命線」。親指を囲うようにして、親指と人差し指の間から手首にかけて刻まれている線のことです。この線が長ければ長いほど長生きできる、なんていうのは聞いたことがあるかと思います。まずはこの生命線の基本の読み取り方を見ていきましょう。
生命線を見ると生命力の強さがわかる
生命線は、その名の通り「生命」に関わることを示す手相です。その人の生きるエネルギーの高さや行動力、一生を通しての人生の流れなどを見ることができます。この生命線を読み解くことで、その人の人生を通しての健康についてやバイタリティの高さなどがわかります。
また、生命線は人生の道筋を表しますので、どの位置にどんな相があるかを見ることで、いくつのときに重要な出来事があるかがわかります。生命線の始まりを生まれたときではなく子どもの頃と考え、ちょうど真ん中を35ごろと考えて見ていきましょう。
生命線が長い・短い場合の意味は?
生命線が長い人は生命力が強い
生命線が長い人は長生きする、なんて言われますが、実はそれにはきちんと理由があります。なんとこの健康・長寿の相には金星丘が大きく関わっているのです。金星丘とは、親指の付け根にある膨らみのことであり、この金星丘にハリやツヤがある人は生命力やバイタリティに溢れていると言われています。
この金星丘に集まった生命エネルギーを囲うように伸びているのが生命線なので、生命線が長い人は生命力をしっかりと守ることができます。なので、生命線が長いと長生きすると言われているんですね。
生命線が短い人は健康管理に気を付けよう
では、生命線が短い人は早死にしてしまうということかというと、決してそんなことはありません。生命線が短い人は、長い人とは反対に生命力の貯蔵庫からエネルギーが出て行ってしまやすい傾向にあるということです。健康に支障が出やすい体質のようですが、生き方に気を付けることでカバーしていくことができます。
生き方に気を付けるというのは、食事や運動、睡眠などに気を配り、規則正しい生活を続けていくということ。生命線の短い方は長生きできない、健康に問題があるということではなく、生き方に気をつけなさいという手相から警告されているのだと考えてください。
生命線が二股に枝分かれしている手相の意味は?
二股に分かれている生命線は「旅行線」の可能性
生命線が二股に分かれていることで、病気やケガを心配することはありません。二股に分かれた生命線が小指から下がって手首の真上辺りに伸びているのであれば、これは「旅行線」といい、親元から離れたり、海外に旅行に行くことでチャンスを掴んだりラッキーなことがあったりするという暗示です。
基本的にはよい暗示ですが、旅行線の上に悪い線が出ている場合は、旅行先に災難が待ち受けている可能性も。その場合は注意が必要になります。
右手の生命線が表していること
右手の手相はその人の現在の状態を表しているといえます。右手の手相、つまり現在の手相の生命線が二股に分かれて伸びている場合、今そのままの状況で過ごした場合、実家から離れて自立したり、海外に向かっていくことで幸運を掴むことができるという相になります。
左手の生命線が表していること
左手の手相はその人が生まれ持った資質や運勢を表しています。ですので、左手にある手相が自然と変わることはあまりありません。左手の手相が悪かったとしても、運命は変えていくことができます。変えていった運命が右手の手相に現れるとも言うことができますね。
左手の生命線が二股に伸びているのであれば、先天的に外に繰り出していくことが幸運に繋がる相のはずなのですが、もし右手の旅行線に悪い線が見える場合には、無理して外に出ていく必要はありません。右手の相が良くなってから海外などに旅行に行くといいでしょう。