「どうしてあの人はあんなに仕事ができるのだろうか……?」同じだけ働いているはずなのに、なぜ自分は仕事がたまってしまうのか。そこには、「習慣」の違いがあるのかもしれません。ここでは、仕事ができる人が絶対にやらない5つの習慣を紹介します。

わからないこと質問しないまま仕事を進める

(写真=PIXTA)

たとえば企画書などを作成するとき、やり直しを恐れてつい「一発OK」を目指してしまうのは、仕事ができない人にありがちな習慣。

仕事の成果においてベストを尽くすことはとても大切なことですが、「最初から完璧な状態に仕上げる」ことにこだわるがあまり、疑問や誤解を持ったまま進めてしまい、結果的に「時間をかけた割に完成度が低い」という最悪な結果を生んでしまいかねません。

仕事はできる人は、いつでも周囲に確認しながら進めます。始めから完璧を目指すのではなく、こまめに進捗を共有しながら少しずつステップを進めることで、間違った方向へ仕事を進めてしまうミスも防げるでしょう。

デスク周りを散らかす

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探し物に割く時間は、ズバリ無駄な時間です。日頃からなくしものが多い人は、デスクだけでなく、パソコンやスマホのトップ画面、データファイルの中、さらにはカバンや手帳、ロッカーなど、なにかとごちゃごちゃとしていて整理整頓できていないことがあります。

仕事ができる人の身の回りは、他人が見てもすっきりと片付いているもの。整理のポイントは、容量いっぱいまですべて埋めるのではなく、少し余裕をもつようにすること。余白があることで必要な情報をすぐに見つけることができ、仕事の優先順位なども把握しやすくなります。

1人で仕事を抱え込む

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仕事が遅い人ほど、いろんな仕事を一人で溜め込んでしまう傾向があります。仕事を他人に任せることに遠慮してしまう気持ちもわかりますが、結果的にキャパオーバーになって仕事の進みが遅くなってしまうと、逆に迷惑をかけてしまうことにもつながります。

特にチームで仕事をしている場合は、自分がすべてこなすのではなく、共通マニュアルを作成したり、得意な人に振ったりして、全体の効率アップに貢献することも大切です。人に仕事を頼む際には、「〇〇な理由で、あなたに頼みたい」と、理由を添えてていねいに伝えることを忘れてはなりません。