皆さんがこだわってお金をかけることは何ですか?何かを購入する際や投資をする際に、他の人から驚かれたことがある人もいるのではないでしょうか。今回は、外国人が驚いた日本人のお金の使い方や、お金への考え方の違いをご紹介します。

飲み会の費用

(写真=PIXTA)

日本では、会社の歓送迎会、週末の飲み会等、会社のメンバーが集まる飲み会が頻繁に行われます。日本で働き始めた外国の方は、まず飲み会の開催頻度に驚くそうです。

外国では仕事が終わり次第帰宅し、家族と過ごす時間を大切にしている人が多いもの。また、車社会のアメリカでは、車通勤のため、仕事終わりの飲み会という概念があまりないそうです。

飲み会の頻度が多いと、必然的に飲み会の費用として出費も多くなりますよね。個人差や、企業の差、業種毎の傾向はあると思いますが、現在私が働く外国人社長傘下の会社において、定期的な飲み会の開催は全く無く、皆その日の仕事が終わるとすぐに帰宅しています。

長期休暇=お土産

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私用で長期休暇を取得し旅行へ行くと、必ずというほど購入する会社へのお土産。同僚から長期休暇明けにお土産のお菓子をもらったことがない、という方はいないのではないでしょうか。

一方で、外国の方には、休暇をとったからといって、会社や同僚の方へお土産を配る文化があまりないようです。皆さんも海外旅行の際、一部観光地化されているところを除き、日本のような「ばらまき土産」として配ることのできる個包装のお土産を見つけるのに苦労した経験はありませんか?それは海外には「ばらまき土産」の概念がないからと言えます。

そもそも外国の方は、休暇は各々の権利と捉えており、休暇を取得することで同僚に迷惑をかけている、とする日本人の発想とは少し異なります。そのため、長期休暇を取ると、必ずといっていいほど会社の方へのお土産にお金をかける日本人の文化は、外国人にとって少し不思議に見えるようです。