滋賀県にある日本最大の湖「琵琶湖」の中には4つの島があり、内3つの島には船で渡る事ができます。島にはそれぞれの特徴と魅力があります。今回は琵琶湖に浮かぶ島を紹介します。

琵琶湖とは

周囲241km、最大水深約104m、面積669.26㎢と、日本最大の面積と貯水量を誇る淡水湖です。琵琶湖には119本の河川から水が流れ込んでいますが、流出しているのは瀬田川1本のみの湖でもあります。

また日本最大の琵琶湖の中には、4つの島があります。今回はそんな琵琶湖に浮かぶ島の魅力を紹介します。

日本最大の湖「琵琶湖」に浮かぶ4つの島の魅力!
(画像=ひさし トリップノートより引用)
日本最大の湖「琵琶湖」に浮かぶ4つの島の魅力!
(画像=ひさし トリップノートより引用)

【1】沖の白石

日本最大の湖「琵琶湖」に浮かぶ4つの島の魅力!
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

琵琶湖に浮かぶ4つの島の中で一番小さな島です。大小4つの岩が連なって水面から出ており、島と言うよりは琵琶湖に浮かぶ岩場と言った雰囲気です。

一番大きな岩は高さ約14mで周辺の水深が80mと言われているので、100m近い巨岩が琵琶湖の中にあることになります。4つの島の中では、唯一渡る事のできない島でもあります。

【2】多景島(たけしま・たけいしま)

日本最大の湖「琵琶湖」に浮かぶ4つの島の魅力!
(画像=ひさし トリップノートより引用)

彦根市の沖合6.5kmに浮かぶ周囲600mの、琵琶湖内で2番目に小さい島です。島全体が日蓮宗見塔寺の境内となっており、島そのものがご神体となっています。

島内には明治維新の際に明治天皇が誓われた、「五箇条の御誓文」が5面に刻まれている五角形の青銅の塔や、霊夢山見塔寺、日蓮聖人の像、高さ6間(約10.8m)幅4間(約7.2m)の巨岩に「南無妙法蓮華経」の文字が彫られている「題目岩」など、見どころも多くあります。

島には彦根港から観光船に乗ります。午前と午後2つのコースがあり、午前中の便は「多景島回遊コース」で、約45分(乗船料:1,000円)で彦根港を出港して多景島の周りを周遊できます。

日本最大の湖「琵琶湖」に浮かぶ4つの島の魅力!
(画像=ひさし トリップノートより引用)

午後便は「多景島上陸コース」となっており、実際に多景島に上陸することができます。所要時間は約70分(乗船料:1,500円)です。