個人住民税も戻ってくる

 次に、個人住民税も戻ってきます。  この商品は、毎月5000円が原則ですから、年間で6万円になりますね。個人住民税では、保険料の払い込みが年間で5万6000円以上の場合の控除額は一律2万8000円となります。  そして、個人住民税のうちの所得割が戻ってくるのですが、これは一律10%なので、手続きをすれば、多くの人が2800円戻ってくることになります。

払った税金を合法的に返してもらうのがメリット

銀行より1000倍以上お得な預け先を教えます。減るリスクもなし
(画像=『女子SPA!』より引用)

会社員だと、年末調整の書類にこのような生命保険料控除欄がある

 これらの手続きは多くの会社では、年末に総務などに生命保険料控除がこれだけあると必要書類を出せば、あとは会社が手続きをしてくれて、戻った税金は年末調整で戻ってくることになります。  もちろん会社員や公務員の方でなくても、フリーランスの仕事をしていても、非正規の仕事をしていても、働いていて、住民税、所得税を払っている人は、確定申告で届ければ税金は戻ってきますから、やはり、とてもお得な金融商品だと言えます。  ただし、最初に申し上げたように、この商品に加入することで、税金が戻ってくるためには、該当する一般生命保険料控除の枠を使いきっていないことが必要です。  また、住民税の所得割や所得税を払っていない、払う必要のない収入の人も税金のメリットはありません。  この商品の最大のメリットは、保険会社からも満期金で3%分、5000円コースなら10年後に9000円得するということ以上に、この商品によって、生命保険料控除の枠を使うことで払った税金を合法的に返してもらい、思い切り得することなのです。  ですから、すでにこの控除枠を使っていたり、税金を払っていない人は思い切り得する対象にならないのです。