転職を考えたらするべき2つのこと

転職を考えたきっかけは?4つのパターンや女性に多い理由を解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

転職を考えるきっかけがあったとしても、すぐに会社を辞めるのはよくありません。
一時の感情で動いても、うまく行く可能性は低いためです。

ここでは、転職したいと考えたらまずすべきことについて解説します。

1.本当に転職するしかないか検討する

転職活動を始めても、すぐに次が決まるとは限りません。
平均的にに、転職が決まるまでには3~6カ月かかるといわれています。

さらに、転職先は十分に検討しなければ、同じ不満を繰り返す恐れがあります。
たとえば以下のようなケースがあげられます。

  • 人間関係が嫌で転職したのに、次の職場も雰囲気が悪かった
  • 年収アップが目的だったのに、かえって給与が減ってしまった

転職を考えた際は一度冷静になり、転職するメリットやデメリットを比べてみるのもよいでしょう。

2.辞める前にできることをしてみる

転職も考えつつ、現状の問題や不満を解消するためにできることを試してみるのも大切です。
たとえば人間関係の悪さや、パワハラなどがきっかけで転職を考えたとしましょう。

この場合、社内の相談窓口などに相談する、部署異動を願い出るなどの方法で改善する可能性があります。
キャリアアップしたい、今の仕事にやりがいを感じていないといった場合、上司に相談してみると新たな仕事のチャンスが得られるかもしれません。

今の仕事に全力で取り組むことで、やりがいや達成感が見いだせることもあります。
それでも改善する手段がないようであれば、転職を検討すべきでしょう。

ただし、精神的にも身体的にも限界にきている場合や、給与が低くて生活が苦しいといった状態なら、検討の余地なく転職すべきといえます。

面接で転職のきっかけを伝えるときはポジティブに

転職を考えたきっかけは?4つのパターンや女性に多い理由を解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

転職活動では、かなりの確率で転職する理由が問われます。
このとき、内容によっては答え方に注意が必要です。

転職を決めたきっかけが「キャリアアップしたいため」といった前向きな内容であれば、そのまま伝えても問題はないでしょう。

しかし、「人間関係が悪いから」「残業が多く休日が少なかったので」などのネガティブな転職理由なら、そのまま述べてはいけません。

なぜなら、このような後ろ向きな理由での転職は、面接官に悪い印象しか与えないためです。
「人間関係が悪いのには本人にも原因があるのでは」「忙しくなるとすぐ辞めるのでは」などと思われかねません。

そこで、転職理由を伝えるときは、本音をそのまま伝えるのではなくポジティブに聞こえるように表現に注意することが大切です。

転職理由をポジティブに言い換える例を紹介

ネガティブな理由をどのようにポジティブな言い方にすれば良いのかよくわからない人もいるでしょう。
そこで、ここでは言い換えの例を紹介します。

■ ケース1:職場の人間関係がギスギスしていた

前職は個人で成果を出すことが強く求められる職場でした。

私自身は、周囲と連携して結果を出すのが得意です。
チームで協力して成果を上げられる環境で活躍したいと考え、転職を決めました。

■ ケース2:残業が多く激務だった

1カ月に〇時間以上の残業が常態化しており、スキルアップするための時間もとれませんでした。
上司には〇〇などの改善案を提案しましたが採用されず、転職を決意しました。

■ ケース3:社風が合わない

今の職場は年功序列の風潮が強く、上司や先輩に対しての意見や提案は出しづらい状態です。
年次にかかわらず、良い提案や意見であれば採り入れてくれる環境で働きたいと考え、転職を考えました。