皆さんは花言葉に思いを込めて感謝の気持ちを伝えたことはありますか?素直に”ありがとう”と面と向かって言える人もいれば、照れくさくて口に出す勇気がない人もいるでしょう。そんな心の声を代弁してくれるのが『花言葉』です。今回は春夏秋冬それぞれの季節にぴったりな感謝を伝えられるお花をご紹介していきます。
感謝を伝える花言葉12選!
ありがとうの代わりにお花を贈ろう!
普段から仲良しの家族やお友達、カップルや夫婦でも、いざ改まって感謝の気持ちを伝えようと思うとなかなかうまく言い出せないことがあります。心の中ではいつも感謝しているのに口に出そうとすると言葉に詰まってしまう。そんな口下手な方におすすめなのが、お花で感謝の気持ちを伝えるということです。
お花の花言葉には感謝の意味が込められている種類がたくさんあります。そんなお花を贈れば口に出さなくても『ありがとう』という気持ちを充分に伝えることができます。特に女性はお花が好きですから、なんでもない日に急にお花を渡したら、サプライズ効果も伴って喜びが倍増するはずです。
お花は人の心を潤す
お花を見て気分が悪くなる人はなかなかいないと思います。それどころか、お部屋にお花が1輪飾ってあるだけで心が癒されて気分も晴れやかになります。感謝の気持ちをお花で伝えると、その人の心まで癒すことができます。
お花は見た目に美しいだけではなく、香りにはリラックス効果もあります。また現実的なところでいうと、花を眺める事で眼精疲労の回復を促す事ができるそうです。植物の力は偉大ですね。
春に花言葉で感謝を伝える
感謝を伝える花言葉1:カーネーション
春の日本で感謝を伝えるというイベントで、お花を贈るもっともメジャーなイベントは5月の『母の日』ですね。その母の日に送る赤いカーネーションには「母への愛・母の愛」など、お母さんに贈るのにぴったりの花言葉の意味があるんです。母の日にお母さんに感謝を伝えるなら赤いカーネーションを贈ることをおすすめします。
同じカーネーションでもピンクのカーネーションになると「感謝の心・熱愛」といった意味になります。母の日の花として印象が強いお花ですが、色によって意味が異なります。もし、お母さんが亡くなってしまった方には白いカーネーションがおすすめです。「私の愛情は生きています」と言う生前の感謝の気持ちを伝えられます。
感謝を伝える花言葉2:ピンクのガーベラ
ガーベラも色々な色があるお花ですが、その中でもピンク色のガーベラは「感謝・崇高美」と言う花言葉を持ったお花です。見た目にも可愛らしく、花束にしても美しいですし、一輪で飾っても見栄えのするお花です。ピンク以外の色のガーベラも、前向きな意味の花言葉ばかりなので、何色かで混ぜて花束にしても素敵ですね。
ちなみに、他のガーベラの色の意味ですが、白いガーベラは「希望・律儀」、赤いガーベラは「神秘」、黄色いガーベラは「究極美・親しみやすい」、オレンジのガーベラは「我慢強さ」といった意味があります。同じ花の種類で色が違うだけで、こんなにも違った意味があるんですね。
感謝を伝える花言葉3:赤いポピー
ポピーは春になると、そこらじゅうに咲き乱れて春を感じさせてくれる可愛い花ですが、その中でも赤いポピーには「感謝・慰め・喜び」といった花言葉があります。可愛らしさの中にも自然に咲く力強さがあって、ふわふわと揺れ動く姿はとても可憐です。この可愛らしさは、見ている人の心を温かくします。
また、このポピーはマリメッコでモチーフになっているので、「あ!この花知ってる!」と思う方も多いかもしれません。可愛らしいお花の中には、アーティスティックな要素も含まれているという事でしょう。もちろん普通の方にもおすすめですが、個性的な感性を持った方に贈るのにもぴったりの可愛いお花です。
夏に花言葉で感謝を伝える
感謝を伝える花言葉4:カンパニュラ
夏に咲くカンパニュラは花がベルのような形をしています。ラテン語の「campana」小さな鐘という意味を持った花です。このカンパニュラの花言葉は「感謝・誠実・節操」という意味があります。夏に咲く花ですが、高温多湿に弱いといった性質を持っています。なので日本では主に関東より北の地域で栽培されています。
カンパニュラにはギリシャ神話にまつわるお話があります。カンパニュールと言う美しい精霊が、りんごを盗もうとしていた兵士を見つけて、鈴を鳴らして他の人を呼ぼうと思った時に兵士に見つかり殺されてしまいました。そのカンパニュールの死を慎み、花の女神フローラがカンパニュールを鈴の形の美しい花に変えたそうです。
このようなギリシャ神話から、カンパニュールの魂が宿っている可憐で美しいお花「カンパニュラ」は、美しく凛とした女性に贈ることがふさわしいとされています。そんな逸話を知っていたら、もらった方も嬉しいですね。
感謝を伝える花言葉5:濃いピンクのバラ
一年中お花屋さんを彩っている代表的なお花のバラですが、バラが1番美しく咲く季節は初夏の5月ごろです。そのバラの中でも濃いピンク色のバラは「感謝・上品・気品・しとやか・温かい心」という前向きな意味の花言葉を持っています。
お花の中でもバラが特に好き、と言う女性はたくさんいます。特にピンクのバラは印象が柔らかく女性らしい雰囲気があってプレゼントするお花としてもおすすめの種類です。お誕生日などにプレゼントしてもらったら頰がほころんでしまいますね。
感謝を伝える花言葉6:トルコキキョウ
夏に咲く花のトルコキキョウには『良い語らい・深い思いやり」などの花言葉があります。直接的な「感謝」と言う意味ではありませんが、良い語らいというのは、「夫婦間や家族を良い語らいによって深めましょう」という意味になりますので、これからもともに暮らしていく人に贈るのがぴったりのお花です。
感謝を伝える花言葉7:ホワイトレースフラワー
繊細で儚げな小さなお花が集まって咲いている姿が、白いレースのように見えるのでホワイトレースフラワーという名前がついたこのお花は、「感謝・可憐な心・細やかな愛情」といった花言葉を持っています。このお花はかすみ草と同じようにアレンジメントで使われることが多く、他のお花をより綺麗に引き立ててくれます。
もちろんホワイトレースフラワーだけで花束にしても白く美しい花束ができます。ふわふわとした柔らかいお花が女性らしくて、お部屋に挿しておくだけで純粋な気持ちに戻れるような気がします。