今回はアロマワックスバーの作り方についてご紹介します。アロマワックスバーはサシェのようにぶら下げておくだけで香りを楽しむことができるアイテム。アロマワックスバーに色とりどりのドライフラワーやドライフルーツなどボタニカルなものを取り入れれば、目でも楽しむことができますよ。
アロマワックスバーって何?
火を使わずに楽しめるキャンドルアロマワックスバー
アロマワックスバーとは、よい香りのする板状のキャンドルのことです。火をつけなくてもよい香りがするので、サシェのような感覚で使っている人も多くいます。
芯は使わないのが特徴
アロマワックスバーは見て香って楽しむものなので、火をつけるということはありません。そのため、普通のキャンドルのように芯を付けるということもないのが特徴です。作り方も簡単なので、手軽に始めることができます。
ボタニカルなアロマワックスバーの作り方
手作りアロマワックスバーの材料と手順
アロマワックスバーの作り方はとても簡単。注意しなければいけないのは、一番最初の火を使う工程だけです。自分好みの飾りつけで、世界で一つだけの素敵なアロマワックスバーを作ってみてくださいね!
用意するもの
ソイワックス 30g (ハードタイプ)
ミツロウ 30g
お好みのアロマオイルか精油
ドライフラワー
ドライフルーツ
ストロー
型
リボン
ひも
手順
- ソイワックスとミツロウを溶かす。
- 1で溶かしたソイワックスとミツロウを型に流し入れる。
- 2にアロマオイルもしくは精油をお好みで入れる。
- かたまりかけたらドライフラワーやドライフルーツを飾っていく。
- ある程度固まったらストローでリボンを通す穴を作る。
- しっかりとかたまり、熱が取れたら型から取り出す。
- リボンやひもを穴に通して出来上がり。
①ソイワックスとミツロウを溶かす
耐熱容器にソイワックスとミツロウを入れたら、湯せんでゆっくりと溶かします。電子レンジで溶かす方法もありますが、煮詰まったり変色してしまうこともあるので、ちょっと手間はかかりますが湯せんの方が失敗しにくいです。
アロマワックスの作り方の中で、注意したいのはこの点だけ。急いで作らず、時間に余裕をもってゆったりとした気持ちで行いましょう。
②ソイワックスとミツロウを型に流し入れる
溶けたソイワックスとミツロウを型に流し入れます。とても熱くなっているのでやけどには充分注意してください。溶かし残しがないかどうか、よく確認してから流し入れるのがポイントです。
③アロマオイルもしくは精油をお好みで入れる
ソイワックスとミツロウが固まらないうちに、お好みの香りのアロマオイルもしくは精油を入れます。量はお好みでいいのですが、10~15滴くらいが適量です。その時の香り方によって調節してください。
④ドライフラワーやドライフルーツを飾っていく
ソイワックスとミツロウが固まりかけたら、ドライフラワーやドライフルーツを飾っていきます。固まり過ぎるとくっつかないので、タイミングがとても大事です。デザインもボタニカルにこだわるのなら、ドライフラワーやドライフルーツを飾るのがおすすめ。
⑤ある程度固まったらストローでリボンを通す穴を作る
ある程度固まり書けたらストローでそっと穴をあけていきます。割れないように注意して、そっとストローをさすのがポイント。ちょっと固いなと思った時には、ドライヤーの熱風を当てるとやわらかくなります。
⑥しっかりとかたまり、熱が取れたら型から取り出す。
ソイワックスとミツロウがしっかり固まり、熱が取れたら型から取り出します。かたまりかけの時や、まだ熱が冷めていない状態の時に型から取り出そうとすると、割れたりかけたりしてしまいます。注意しましょう。
⑦リボンやひもを穴に通して出来上がり
ストローであけた穴にリボンやひもを通したら出来上がりです。ドライフラワーやドライフルーツなどボタニカル素材を取り入れると、見た目でも癒されるアロマワックスバーになりますよ。
失敗したらどうすればいいの?
やり直せばいいんです!
取り出すときに割れてしまったり、なんとなく出来上がりがしっくりこないときなどは、簡単にやり直すことができます。再度湯せんにかけてソイワックスとミツロウを溶かし、ドライフラワーやドライフルーツを取り出して、同じ作業を行えばいいのです。
作り方は簡単ですが、失敗することももちろんあります。しかし失敗をしてもやり直しがきくというところがアロマワックスバー作りのいいところです。初めてでも気軽に挑戦することができますね。
色付けも簡単♪
アロマワックスバーに色を付けたいときはクレヨンを使います。作り方は簡単です。ソイワックスとミツロウを溶かしたときにクレヨンを削り入れ、しっかりと溶かせば出来上がりです。色使いを工夫して、ボタニカルなデザインを目指しましょう!
注意したいこと
溶けたソイワックスとミツロウは冷えると固まります。そのため、排水溝に流してしまうと中で固まってしまい、後で大変なことに。アロマワックスバーを作ったときは、最後の洗い物に注意しましょう。