思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか?
今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

荷物を配達で50万円

2021年10月中旬頃の出来事ですが、私は当時新型コロナウイルスの影響で勤めていた会社が経営難に陥り解雇され無職でした。

なんとか貯蓄で生活していましたが、このままでは貯蓄も底をつき生活が出来なくなってしまうと思いアルバイトをとりあえず始めようと思いました。

その時にある仕事を見つけたのですが、仕事内容はネットショッピングの商品配送の仕事でした、必要な資格は運転免許証のみで経験は一切不要で年齢制限も無しで出勤の必要も無く好きな時間に出来るという事でスグに面接を希望しました。

都内某所にある雑居ビルに呼ばれ面接を受けたのですが、面接は1分もかからず即採用という事でしたが、配送に使用する車は自家用車でもレンタカーでも良いという事で、仕事内容を説明され翌日から働く事になりました。

翌日自家用車で配送物を積み込む為に、東京郊外にあるマンションの一室に向かうと配送担当という人物が居て、私に配送する荷物を次々と渡してきました。

私は車に積み込むと各購入者の自宅に配送しに行きましたが、作業は単純で比較的楽な仕事で良いなと思いました。

1日平均25件程度配送していましたが、給料は月50万円貰っていたので解雇される前に勤めていた会社よりも全然良いと満足していました。

しかし、ある日いつものように配送物を車に積み込む為にマンションの一室に行くと、室内は荷物も無く、配送担当の姿も無く単なる空室になっていました。