面接で「趣味」について話すときの注意点
趣味についての話が直接選考結果に影響しない可能性があると知っていても、極端にマイナスの印象を与えることは避けたいものです。
できれば好印象を与えられるようまとめ、内定に一歩近づけるのが理想でしょう。
ここでは、面接時に「趣味」について話すときの注意点を紹介します。
嘘をつかない
趣味以外の回答にも通じる基本的なことではありますが、嘘をつくことは厳禁です。
「こういう趣味を伝えた方が印象がいいだろう」と先走って予測し、それに合わせて無理に自分を曲げる必要はありません。
趣味の話は会話のきっかけになることも多く、面接担当者がよく覚えているポイントでもあります。
また、配属先の上司に当たる人に「あの人の趣味は〇〇です」というように、引継ぎしている可能性もあるでしょう。
いざ内定をいただいても、その後話の食い違いが生じてしまう恐れがあります。
嘘をつかず、ありのままを話せるよう対策しておきましょう。
白熱した話に発展しすぎない
自分が好きな分野の話であるため、つい白熱して話しすぎてしまう人がいますが、要注意です。
面接担当者は趣味の内容や面白いと感じるポイントを詳しく知りたいのではなく、趣味を通して人柄や仕事への適性を見抜きたいと思っていることを忘れてはいけません。
長時間話したり、趣味の何が面白いのか深掘りしすぎて「解説調」にならないよう、気をつけましょう。
短時間でまとめつつ、楽しそうに笑顔で話す分にはむしろ好印象を与えらます。
仕事との関連性をアピールしておく
ただ趣味を話すだけでも問題はありませんが、できれば仕事との関連性をアピールしておくとよいでしょう。
一見仕事と関係がないように思われる趣味でも、以外なところから共通点を見出せるものです。
趣味をどんな風に活かしていきたいか、プライベートでどうリフレッシュすることで仕事への集中力を上げられるかアピールできれば、より好印象にまとまります。
「趣味はありません」を避ける
これといって趣味がない場合でも、「趣味はありません」と回答することは避けましょう。
面接で聞かれていることに対して回答をしないということは、大きなチャンスを逃していることにつながります。
「自己PRをお願いします」と聞かれて「特にありません」と回答するケースと同じくらいの重みがあると捉え、積極的にアピールしていくことが理想です。
プライベートの時間を振り返ったり、過去に熱中していたことを思い出したりしながら、自分が好きなものが何か見つけてみましょう。
ネガティブな趣味を話さない
人によっては、ネガティブな印象を与えるような趣味を話すのは避けましょう。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
・ギャンブル
・宗教活動
・政治活動
・アダルト系
これらの趣味がいけないわけではなく、初対面同士が会話するビジネスシーンにはあまり適さない、ということを理解しておきましょう。
ギャンブルなどが好きな人も少なからずいるため、入社してから人と人同士の距離感を詰めるための材料として使い、転職面接時には使わない方がよさそうです。