転職時の面接で、「趣味は何ですか?」と聞かれることがあります。どこまで正直に伝えるべきか、どうアピールするのか好印象か分からず、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。今回は、面接時に「趣味」を伝えるときの注意点を紹介します。

面接時には「趣味」について聞かれるのはなぜ?

【例文つき】面接時に「趣味」を伝えるときの注意点は?
(画像=『Rolmy』より引用)

面接では、趣味について聞かれる場合がります。
一見仕事と関係ない話のように感じられますが、面接担当者は趣味の話を通して応募者の人柄や性格を見抜こうとしています。

まずは面接担当者の気持ちを知るためにも、なぜ趣味について聞くのか、探っていきましょう。

応募者の人柄を知りたいから

【例文つき】面接時に「趣味」を伝えるときの注意点は?
(画像=『Rolmy』より引用)

第一に、応募者の人柄を知りたいからという理由があげられます。
学歴や職歴を聞くことで過去の経歴が分かり、仕事に関する質問をすることで業務上のスキルが分かります。

しかし、人柄を見抜くのはなかなか困難です。
そんなときに「趣味」を聞くことで、仕事と少し離れた場所ではどんなことをしている人なのか、知ることができるでしょう。

バリバリのスポーツマンタイプもいれば、家でゆっくり読書をすることが好きな人もいます。
およその人柄や性格を知ることで、どんな人なのかイメージしておきたいという狙いがあるのです。

仕事内容への適性を見抜きたいから

【例文つき】面接時に「趣味」を伝えるときの注意点は?
(画像=『Rolmy』より引用)

どんな趣味に夢中なのかを知ることで、仕事への適性を見抜くことも可能です。
例えば、ゲームのレベルアップにコツコツ取り組める人であれば、一見地道な作業でも確かな手応えを感じられる仕事と相性がよさそうだと分かるでしょう。

人とのコミュニケーションが好きな人であれば、人とたくさん話す営業職や、細やかな気遣いが求められる秘書職に適性がありそうだと感じます。

反対に、ある程度体を動かさないとストレスが溜まってしまう人に、長時間のデスクワークを課すのは向いていないとも分かります。

仕事への適性を見抜き、配属先の職種を合っているか検討する材料としているのかもしれません。

面接時の緊張をほぐしたいから

【例文つき】面接時に「趣味」を伝えるときの注意点は?
(画像=『Rolmy』より引用)

転職面接は、誰であっても多少の緊張をするものです。
大好きな趣味の話であれば応募者のフィールドで話しやすく、仕事と離れたテーマで程よく緊張をほぐしながら会話しやすくなるでしょう。

つまり、配慮のひとつとして趣味について聞く会社もあるということです。
よほどマイナスの印象を与える回答をしない限り、選考結果に直接影響しないことも多いため、まずはリラックスして答えていくのがよいでしょう。