高温期18日目:検査薬が陰性

「体温が高かったのに下がる」場合や検査薬が「陰性」であっても、必ずしも生理が来るというわけではありません。

検査薬が「陽性」と判断するのにも、病院で「妊娠」と断定するにも高温期18日目は難しい期間なのです。

ですので「妊娠」の可能性は十分にあります。

「胸の張り」、「眠気」、敏感な方は「腹痛」を感じることがあるかもしれません。

このような症状があり、検査薬を使用したら「陰性」だった場合は、検査薬が尿中の「hCG」ホルモンを認識できなかったと考えることができます。

検査薬は、尿の「hCG」の値で「陽性」か「陰性」かを判断します。

「hCG」値が50mIU/ml以上であれば「陽性」と判定がでるでしょう。

この値に達するまでの期間は「生理予定日」の一週間後とされていますので、少し期間を空けて再度検査をしてみてください。

また、検査薬も様々なタイプがありますね。一般的には「生理予定日の1週間後」が主流ですが、「生理予定日の4日前」という検査薬もありますね。

どの検査薬を使用する場合でも焦りは禁物です。

正確に検査ができるように説明書をよく読んでから、検査をしてくださいね。

高温期18日目:検査薬が陽性

高温期18日目での検査薬で「陽性」がでた方は「妊娠」された可能性が高いでしょう。

しかし、病院では、まだエコー検査で「胎嚢」を確認することができないかもしれません。

「胎嚢」が確認できるのは、もう数日あとになる方がほとんどです。

医師が「胎嚢」を確認し、無事に発育していると断言されるまでは油断はできません。

引き続き体温を測るとともに体に「腹痛」「出血」などの症状がないか様子を良くみてください。

万が一、異常があった場合はすぐに病院へ行ってくださいね。

高温期18日目:出血

体温が高い期間が続いていたのに「出血」してしまった・・・。

「これは、生理?」なのでしょうか。

「妊娠」してから心配のない「出血」を確認することがあります。

それは「絨毛性出血(じゅうもうせいしゅっけつ)」かもしれません。

受精卵が子宮内膜に着床した後に潜り込もうとして起こる出血ですので心配はいりません。

よく見ると「生理」よりも出血の量が少ないことが分かると思います。

万が一、「腹痛」「大量出血」などの症状があった場合はすぐに病院へ行ってくださいね。

高温期18日目:流産

検査薬で「陽性」と判定がでて、病院へ行っても医師からは「胎嚢」の確認ができないために再度来院することを告げられることもあるでしょう。

高温期18日目はママも医師も、ハッキリ「妊娠」と分からないもどかしい気分になるかもしれませんね。

でも、焦らずにゆったりとした気持ちでいてください。

不安になりストレスを抱えると「流産」の心配も出てきてしまいます。

流産には受精卵の発育が不十分な「化学流産」があります。

「化学流産」とは検査薬では「陽性」と出たけれど、病院のエコー検査で「妊娠」と確認する前に「流産」をしてしまったことを言います。

よく「流産」と耳にするのは、エコー検査で「胎嚢」を確認できたけれど、妊娠22週未満に「胎児」の確認ができない、「心拍」の確認ができない場合に診断され使われる言葉です。

「化学流産」も「流産」も原因はハッキリとしていません。

胎児の染色体異常が原因とは言われています。

これは、赤ちゃんを望まれる方全てに落ち込みをもたらしますが、着床した後の生活で「化学流産」を起こすことは考えにくいので、ママのせいでもパパのせいでもありません。

自分を責めることはしないでくださいね。