人のお金を自分のように扱う彼
困っているとそこの家のおばあちゃんが声をかけてきてくださり、事情を話しガソリンを分けていただくことになりました。
「少し行ったところにガソリンスタンドがあるから」と教えてもらい、そのガソリンスタンドまで行けるくらいの分をもらいました。
私は彼に、おばあちゃんにお礼をしようと伝えました。すると彼は小声で私に「早くお金出して!」と言ってきました。
私の財布には1万円札しか入っていなかったのですが、彼は私の財布から1万円札を抜き取り、おばあちゃんに「これ、ほんの気持ちです。」とあたかも自分のお金のように渡そうとしていました。
おばあちゃんは「 さすがにそんな大金は受け取れないよ。ほんの少ししか分けてないから大丈夫だよ」と受け取りませんでした。おばあちゃんにお礼を言い、教えてもらったガソリンスタンドを目指して出発しました。
車内で彼は「なんでさっさとお金を出さなかったのか」などずっと私にグチグチ言っていましたが、私は聞き流していました。
5分ほどしてガソリンスタンドが見えてきました。そのガソリンスタンドを見てビックリ!なんとそこは、最初に私が彼に教えたけどスルーされたガソリンスタンドだったのです。
結局そのガソリンスタンドで入れることに。最初からここで入れておけばこんな事にならずに済んだのにと思いました。
彼はバツが悪そうにしていました。帰りの車内では暫く私のご機嫌取りに必死になっていましたが、私はもう既に冷めきっていました。
(30代・女性)
今回は、もう恋愛なんてしたくない...と思わされた恋人、デート相手とのエピソードについてまとめました。
あなたの周りにもこのような人たちが隠れているかも...
次回もお楽しみに。
文・fuelle編集部