2022年にブランド創立70周年を迎えた『BoConcept(ボーコンセプト)』の新たな2022AWコレクションが9月より順次販売開始。2022年9月6日(火)、本社ディレクターやデザイナーを招いた新商品発表会とトークショーが開催されました。

祝70周年『ボーコンセプト』の2022AWコレクション

【レポ】デザイナーも来日!インテリアブランド『ボーコンセプト』が新商品発表会を開催
(画像=『ARETTO』より引用)

世界67カ国で計300店舗を展開する、北欧デンマーク発祥のインテリアブランド『BoConcept(ボーコンセプト)』が、20222年にブランド創立70周年を迎えました。記念すべき同年に即して、新たな2022AWコレクションが9月より順次販売開始されます。

本コレクションでは、今年のトレンドである「自然」「タイムレスなデザイン」「機能美」をテーマに、新しいカラーや素材を使用した、北欧ならではの “Hygge(ヒュッゲ)”スタイルを提案するとのこと。

【レポ】デザイナーも来日!インテリアブランド『ボーコンセプト』が新商品発表会を開催
(画像=写真左からジェンセン氏、ゲオーセン氏、ペプラー氏、『ARETTO』より引用)

2022年9月6日(火)、『BoConcept』の青山本店にて、コレクション&ビジュアルディレクターのクラウス・ディトゥレヴ・ジェンセン氏、デザイナーのモートン・ゲオーセン氏、ナレーターとして活躍するクリス・ペプラー氏をゲストに迎え、トークショーを交えた新商品発表会が開催されました。

今年のトレンド「自然」を取り入れたヒュッゲスタイル

【レポ】デザイナーも来日!インテリアブランド『ボーコンセプト』が新商品発表会を開催
(画像=『ARETTO』より引用)

コロナ禍により、自宅の快適性や機能性、ゆったりと過ごせる空間が重視されている昨今。そうしたなかで、日本でも注目されているのが、北欧の “ヒュッゲ” という生活様式や考え方です。

これまでも消費者のニーズに常に寄り添ってきた『BoConcept』は、本コレクションにおいて、そんな “Hygge(ヒュッゲ)”スタイルの提案や、シンプルで機能的、さらには洗練された美しいデザインを兼ね備えた特徴のコレクションが展開されます。

【レポ】デザイナーも来日!インテリアブランド『ボーコンセプト』が新商品発表会を開催
(画像=『ARETTO』より引用)

そもそも、ヒュッゲとはどういうものなのでしょうか。『BoConcept』のデザイナーであるゲオーセン氏はこう話します。

「ヒュッゲとは、デンマークで生まれたゆったりとした空間や暮らし方を表すもの。決して『ヒュッゲをください』と言って買えるものではなく、インテリアであれば色、素材、形などあらゆるものが作り上げる空間から総合的に成り立ちます。ゆとり、安心という言葉がマッチする気がしますね。

ヒュッゲはデンマークの誇りであり、長い間存在し続ける私達のあり方。その表現の仕方も進化し続けていますが、BoConceptはヒュッゲを表現するアンバサダーだと思っています」

【レポ】デザイナーも来日!インテリアブランド『ボーコンセプト』が新商品発表会を開催
(画像=『ARETTO』より引用)

さらに発表会で紹介された新作コレクションのひとつ、“PRINCETON LIVING CHAIR by Morten Georgsen " に対して、ゲオーセン氏はこう語りました。

「プリンストンシリーズは日本からインスピレーションを受けています。日本は限られたスペースのなかで、居心地の良い空間を作るのが得意な国。そんな部分を参考にして、都市向けの小さめなデザイン、それでいて快適な座り心地を追求して作りました。自然に体に馴染む、自然工学に則った座り心地の良さがポイント」

オーガニックなデザインが、軽快さと柔らかさ、そして椅子自体の美しさを引き立てた作品です。

【レポ】デザイナーも来日!インテリアブランド『ボーコンセプト』が新商品発表会を開催
(画像=『ARETTO』より引用)

自身も『BoConcept』の愛用者であるというペプラー氏が、実際にリビングチェアの座り心地を確認。ゆっくりと腰掛けると同時に、にっこりと笑みを浮かべ「今日はもう、このまま座りながら話をしていいですか」と一言。あまりの心地よさに感動してしまった様子です。

「そのように心地のよい椅子に腰掛け、片手にワインがあると、もうそれはヒュッゲです」とゲオーセン氏。